CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話” (韓国語版)  



両顎手術後  一番大変なのは呼吸と顎間固定(ウェーパー)


 両顎手術のレビューを見ると

一番大変なのが呼吸です。 

今日は、患者の皆様が

実際に手術を受け

回復する過程で

最も心配されるのが

どのようなことなのかについて

説明いたします。 

間違った情報が多くて

きちんとした情報を

お知らせしようと思います。


 呼吸が一番大変な理由は

いろいろありますが

その中でも一番大きな理由は

手術による腫れです。

 私たちの体が傷つけば

腫れるのは当然の結果ですが

この腫れを最小限に抑えるために

どのくらい順調に

手術が進行するかが

ポイントです。 

つまり、組織を傷付けずに

さっと早く終われば

むくみが最小限になります。

 先日、私を訪ねて来た

両顎手術の患者が

手術後、数週間経っているのに

むくみが相当あったので

聞いてみたら、手術時間が

21時間だったそうですㅠㅠ


もちろん再手術ではありますが

患者が生きているのが

本当に運がいいと言ったのを

思い出します。

両顎にかかる時間は

当院の基準でだいたい

2時間前後です。 

ここに顎先、頬骨、エラを

追加すると

2時間15分~3時間ほどかかります。

 最近はたいてい

顎先、頬骨も一緒にするので

2時間30分前後かかります。 

もちろん

麻酔、手術準備

回復にかかる時間は除いて

純粋に、切開から縫合までに

かかる時間です。

 組織に傷が

あまり残っていないため

むくみも少ないでしょう。 

以前にも一度私のブログで

お見せしましたが

手術翌日の腫れの写真を

アップします。


上で再手術のことを

少し言及しましたが

再手術の場合は

だいぶ違ってきます。

 再手術にはいくつかの

特徴があって

その中の一つが

私が私のブログで

最初にお話しした

"解剖学的な歪曲"

すなわち

"ANATOMICAL DISTORTION"です。 このように解剖学的な

歪曲現象により

予想できない状況が多く起ります。

 神経にせよ血管にせよ

本来の位置から

外れたところにあったり

損傷を受けやすかったりします。 

それとともに操作が増えていき

結果的に手術時間が

長くなります。

 そして再手術の場合

傷組織により止血が難しいため

手術時間が増えて

操作が増えると組織を傷付け

手術時間も延びて

腫れがもっとひどくなる

要因になります。 

それで、再手術の場合

手術時間が最初の手術より

長くかかり

腫れももっとひどくなるのです。 

両顎再手術の場合

初めての手術より

1時間くらい長くかかって

3時間前後で全ての過程が

終了します。 

上で少しお話しした 

21時間もかかったということは

本当に…そうですね…

患者さんも回復時間も長くかかり

苦労されたと思いますが

手術を執刀された院長も

かなり大変だったと思います。


 下記の写真は両顎再手術後の

翌日の写真です。


両顎手術後

患者が最も大変なのが

呼吸だとお話しましたが

呼吸を悪化させる要因の中で

腫れ以外の他の原因を

挙げるとしたら

顎間固定です。

 顎間固定とは

両顎手術を受けた後

ウェーパーを着用して

上下の顎を縛りますが

この顎間固定を

最近は手術の発達で

しなくなりました。 

もう10年も前の話ですが

私が海外で両顎手術の研修を終えて

帰ってきたら

韓国で両顎手術が旋風的な

人気を博していました。

その中で一番ホットな

広告のキャッチフレーズが

 "ノータイ両顎手術" 

”上下顎の顎間固定をしない”と

広告をたくさん出してました。 

でも··· 

元々、顎間は固定しません! 

もちろん私も時々

することも、あります。

 どうしてもしなければ

ならない場合には

手術後の腫れも引いて楽になる

1週間が過ぎてから

ゴムひもを

前にあるピン1つに1本だけ

または前後に1本ずつだけ

かけます。

 このようなゴムひもさえも

食事をしたり

重要なミーティングや

約束があるときには

外してもいいと指導します。

 全く動けないように

何重にも縛ったりしません。 

下の写真は私がしたのではなくて

インターネットに出ている

顎間固定写真です。

手術を受けていない一般の人でも

このようにくくると大変です。

 絶対にこのような結び方は

しません。



顎間を固定しないと言いましたが

少し前に事件が起こりました。

 事件というより

馬鹿馬鹿しい話です ㅠㅠㅠㅠ

 私が両顎手術をした患者が

手術翌日の朝に

ウェーパーとゴムひもで

顎間固定をしてくれと言います。 

あえてする必要はないし

しかも大変なのに 

どうして顎間固定しようと

するのかと聞いたら…

 インターネットの整形カフェで

CBK整形外科は

両顎手術の後

顎間を固定しないため

噛み合わせが乱れると

話していたとㅠㅠㅠㅠ

こんな酷いデマまでwwwww 

それで患者に

他の病院の両顎手術と

うちの病院の両顎手術の違いを

説明してあげました。

 それから1週間後に

ウェーパーを差し込んで

ゴムひもを前の両側に

1本ずつかけました。 

そうして患者に尋ねました。 

噛み合わせが合いませんか??? 

当然問題なく完璧に合ってます。 

その時やっと患者も

デマだったと安心しました。


 もう一度言いますが

 顎間固定はしません。

 たまに必要でも

一週間後にゴムひもを1、2本

つけてあげ

それもご飯を食べたり

人に会う時は外してから

またはめるように指導します!!!



上で、当院の場合

最初から顎間固定をしないと

言いましたが

その理由を申し上げながら

手術方法が違うと話しました。 

方法が異なるのは

両顎手術である上顎と下顎のうち

下顎の固定方法の違いからです。 


上の写真は、一般的な

最もよく使われている固定方法です。 プレートを使用し

ネジで固定します。 

この場合、骨は完全固定

(Complete Rigid fixation)ではなく

中間程度の固定

(Semi-Rigid Fixation)になります。

 つまり、骨が固定はされても

完全には固定されず

ある程度動きがとれます。 

このように少し動きがとれる

固定のメリットは

ある程度ゆとりがあるため

完璧な位置に完全に固定しなくても

かみ合わせが元の位置に

合わさっていきます。 

ただ、短所が顎間固定です。

 必ず顎間を固定しないと

こうして元の位置に戻りません。

 また、いくら完璧な位置で

固定しても

顎間固定をしないと動いてしまい

上の患者が心配していたように

噛み合わせが乱れることも

あります。 


反面、私をはじめとする

一部で使用する方法は

次の写真のとおりです。



上の写真をご覧になると

両側に長いネジが

3本ずつ刺さっています。

 つまり、完全に固定されて

絶対に骨が動くことはありません。

つまり

completerigidfixationの方法です。 

この固定方法の長所は

一度固定すると

絶対に動かないので

顎間固定をしてもしなくても

手術時に固定したまま

維持できます。 

何の措置を取らなくても

歪むとか、変形したりしません。 

もちろん特殊な場合を除いては…

それで、完璧に変わらない

固定ができますが

問題は短所がとても大きいです。 

短所は、手術時に

ちゃんと固定されないと

噛み合わせが悪くなりますが

その場合は再度手術を

行う必要があります。

 結論は、この方法は

顎間固定が必要ない程度の固定や

完璧な位置で完璧に

固定されなければ

ならない方法です。 

以前、私が某大型病院の奉職時に

隣で両顎手術をしていた

歯科院長が両顎手術をしてから

2~3日後に

きちんと噛み合わせるため

再修正のための

再手術を行いました。

 パンパンに腫れている状態で

ㅠㅠㅠㅠ

 患者の方がどれだけ大変だったか

想像にお任せします。



上の写真は

顎間の固定や噛み合わせに使う

いわゆるウェーパーという物です。

 このウェーパーを

上下の歯の間にくわえて

上下の顎をゴムひもで

しっかり結びます。

 初めから口を開けられないように

縛っておきます。

 何の異常もない元気な人でも

上下の顎を縛って

口を開けられないと辛いのに

手術を受けてから

食べるものも食べられずに

腫れている状態で

上下の顎を縛っておくのは…

想像するだけでもぞっとします。

 こうした顎間固定は

最近は少々技術力のある病院なら

していません。 

うちの病院の場合でも

上に述べたように

手術後一週間が経って

患者さんの腫れも取れて

楽になった時

それも全ての患者ではなく

一部の患者にウェーパーと

ゴムひもを着用させますが

ゴムひもは前に一つ

上に一つだけ着用するように

案内します。

それも辛かったり

食事や大事なミーティングの時は

外して

後でまたつければいいと…


もうこれで

顎間固定に対する恐れ

またはこのような顎間固定による

呼吸に対する恐れは取り払って

両顎手術手術を受けてください。



今日は、両顎手術後

患者が一番苦しんでいる

呼吸に関するお話を

してみました。

 上で腫れについて話しましたが

一つ抜けていたことがあります。 

手術後に患者は

鼻で息ができないと

もどかしがっています。

 鼻では元々

呼吸ができないんです。 

上顎手術の際に

鼻の底の粘膜を全部持ち上げて

鼻の中隔まで損傷するため

鼻の中は腫れて

鼻を利用した呼吸はできません。

 けれど、鼻がつまって

呼吸ができなくて

死にそうだという方はいませんよ。

 なぜなら、口で呼吸が

十分にできますから。 

口でも呼吸が大変でしたか?

それは手術が長くなって

口の中の腫れが

ひどくなっていたか

もしくは上下の顎が

過剰な回転や縮小によって

気道が狭くなったからです。

 過剰な矯正による

気道の縮小については

既に複数回にわたり

ブログにて説明をしています。


 まともに正常な両顎手術を

受けられる場合は

鼻で呼吸はできませんが

口の中で十分に呼吸ができるため

息が苦しくて

二度と両顎手術を受けない

とまでは、言いません。 

口内呼吸には全く

支障がありませんが

鼻で呼吸ができなくて

もどかしいと言う方のために

下の写真のようなチューブを

つけてさしあげます。

これももどかしく思うなら

抜いてあげます!!!



急に昔のエピソードが

思い出されます。

 日本からいらっしゃった

日本の患者が

両顎手術の当日に

いらっしゃいませんㅠㅠㅠㅠ 

私は両顎手術は

2時間しかかかりませんが

とても難しい手術なので

一日に一回だけするんですが

当日になって何の連絡もなしに

現れませんㅠㅠㅠㅠㅠㅠ(泣)

連絡もできませんㅠㅠㅠㅠ

それでしかたなく

一日を棒に振ってㅠㅠㅠㅠ

そうやって流れてしまったのか

と思っていたら…

その夜遅く

うちの病院の日本室長が

私に真夜中にSOSを打ちます。

 その患者が他の病院で

両顎手術を受けましたが

顎間固定をして

息ができなくて

死にそうだと言ってます。

どうすればいいでしょうかと

ㅠㅠㅠㅠ

このような場合

他の病院で手術を受けた患者に

手術した者でもないのに

ああだこうだ言うのは

望ましくないので

黙っていようと思いましたが

やさしい日本の室長が

何とかしてあげられないかと

ㅠㅠㅠㅠ

これ以上話したら

その病院の院長が

この文を読んで

文句を言って来る

かもしれないので

この話はここまでにしておきす。 


両顎手術の翌日の写真です。


今日は、両顎手術後で

患者が一番心配されている

呼吸に関する腫れと

顎間固定までご説明しました。


 参考までに

上に手術翌日の写真を

アップしましたが

両顎手術後入院期間は

一日だけで

翌日退院される方が40%

そして翌々日退院される方が

60%です。

 一日過ごしてみて

病室がもどかしくて

翌日退院する方が

多くなっています。

 私も早く退院して

家に帰って散歩でもして

運動をすることをお勧めします。 

2日を超えて

3日以上の入院はさせません。

 理由は、退屈ですし

早く運動を始めた方が

いいからです。 

早く日常生活をした方が

回復が早いです。 

運動もして水もたくさん飲んで…


また両顎手術の副作用に関する

虚偽事実も多くて

誇張も多いです。


下をクリックしてください。

 


上をクリックすると

私が今まで国際学術誌

[SCIジャーナル]に発表した

両顎手術副作用に関する

論文に対する説明が出ています。 


最近でも、両顎手術といえば

命をかけて受けなければならず

副作用100%…

ひどい場合は

医師さえもそんな風に認識していて

また患者にそのような説明を

したりもします。


 心配されている副作用について

私が国際学術誌に

論文を発表しました。 

もちろん予防法まで^^


上の過去のブログを

ぜひ、クリックして

副作用に対する心配をしないで

手術を受けてください。

 そして、医者の皆様も

勉強してください^^







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