CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

エラ削り手術時

ドレーン

必ずつけなくてはいけませんか?

 

 

 

 

 

なぜ両顎手術の副作用のブログを

お見せすると思いますか?

(上のリンクをクリックされて内容をご覧ください)

 

 

 

最近も

顔面輪郭や両顎をお考えの患者さん達が

たくさんいらっしゃいます。

 

お越しになられた方達からよく

エラ削り手術や両顎手術時、

ドレーンをつけなくてはいけないのか?
 

つけない病院もある…

 

とご質問をされます。

 

 

 

私がエラ削りや両顎時に使用するドレーンです。

 

 

 

私が上で私の論文をお見せした理由…

 

 

論文の内容の通り

私が両顎をする時は出血が多くはなく

輸血も必要がなく、

 

エラ削りのような顔面輪郭は

より出血が少ないですよね…

 

 

それでも私は敢えてドレーンを必ずつけます。

 

 

 

理由は血が出て出血が酷くて

ドレーンをつけるのではありません。

 

血が出ない手術、

組織に傷を与えず、

きれいに早く手術を終わらせる分野なら

私が一番になる自信があります。

 

 

それでも必ずドレーンをつける理由を説明します。

 

 

 

エラ削り手術や両顎手術時

このように剥離をします。

 

しかし上の写真は私の手術中の写真ではなく

実際私がする時は上の写真よりも切開は小さく、

このように広げながら行いません。

 

グーグルから探してきた写真なため

ご了承ください。

 

 

 

剥離をしてこのように骨だけを露出させて

骨を骨切りします。

 

 

つまり、

筋肉、骨膜を含めた軟部組織を全部引き上げて

骨だけ残した状態で骨切りをします。

 

上の写真はグーグルから抜粋しました。

 

 

 

このように骨だけ露出し

骨切りをして手術を終えると

また骨膜が骨にくっついて

他の軟部組織も手術前のように骨にくっついて

回復するようになります。

 

 

しかし問題は剥離時に

このような軟部組織に必然的に傷が出来るのですが

 

私達が傷ができたり火傷を負ったりすると

水膨れができるように、

 

エラ削り手術や両顎手術時にも

体液がたくさんでて溜まるようになります。

 

 

しかしこのような体液などの組織液は

骨膜と骨の間に位置して

手術前のように骨膜が骨に癒着するのを

妨害します。

 

 

そのためこのような組織液を無くすために

ドレーンを入れるのです。

 

 

 

このように骨と骨膜の間の体液が

ドレーンを通じて外に出ると

その分、軟部組織が骨に早く癒着して

回復が早くなります。

 

ドレーンがないと

その組織液は自然と体内に吸収されますが

時間が相当かかり、

その分回復も遅くなります。

 

 

また溜まった組織液により

感染する憂慮も大きいです。

 

 

 

このようにドレーンを入れてあげます。

 

そうすると血だけでなく

組織液も全て無くしてあげるので

回復がとても早く

感染の憂慮も無くなりますよね。

 

 

これでなぜエラ削り手術や両顎手術後に

ドレーンをつけてあげるのか

ご理解できましたでしょうか?

 

 

 

 

ある病院では

耳裏の皮膚を切開してドレーンを入れて

後で皮膚を麻酔なく縫ったりする病院もありますが

 

そのようにする必要なく、

口内切開を通じて行えば何の問題もありません。

 

わざわざ表皮を切って

また縫う必要まであるでしょうか?

 

 

 

今日はエラ削り手術や両顎手術時に

なぜドレーンを入れるのか、

必ず入れなくてはならない理由について

説明をしました。

 

 

 

しかし突然

ドレーンを入れない手術

と広告が出て

深く悩み考えてみました。

 

 

理由は1つ…

 

 

どうにかしてでも

この熾烈な病院間の競争の中で目立って

生き残らなくてはならないからです…

 

 

しかし

目立つためには患者さんの回復を遅くして

感染のような危険に陥れてはいけないですよね??

 

 

とても胸苦しいですㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠㅠ

 

 

 

CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”


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