CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

固定頬骨縮小術と非固定頬骨縮小術

 

 

 

昨日今日

数人の患者さん達から質問をいただきました。

 

 

頬骨縮小術に関した内容なのですが、

固定あるいは非固定頬骨縮小術に関した内容でした。

 

 

以前にもお話したように

頬骨縮小術ほど手術方法が多く様々な

顔面輪郭手術もないでしょう。

 

その分頬骨縮小術が患者さんを戸惑わさせて

たくさん悩んでしまう手術の1つです。

 

 

 

頬骨縮小術

大きく固定頬骨縮小術非固定頬骨縮小術

分けられます。

 

 

固定頬骨縮小術は

その名の通り頬骨を骨切りして縮小した後

ワイヤーやプレートを利用して

しっかり固定をしてあげる頬骨縮小術です。

 

非固定頬骨縮小術は

固定をしない頬骨縮小術ですね。

 

 

 

上の2つの手術方法の場合

それぞれの手術方法が持っている

メリットデメリットがあります。

 

また施術する医師によって

ノウハウがあることでしょう。

 

しかし私の場合

個人的に固定をしっかり行う頬骨縮小術を好んでおり

お勧めしておりますが、

その理由は私のブログ

→【頬骨手術 咬筋の使用と副作用

にてお話をしました。

 

 

 

上のブログの内容に記述されているように

頬骨縮小術だけでなくすべての手術において

患者さん達が最も懸念している部分は

副作用なのですが、

 

このような副作用が起こる確率が

少しでもあると考えられれば

私は個人的に施術を行いません。

 

 

 

医学での確率は

医師が患者に説明しやすいように作られたもので

確率が少ないからといって

副作用が起こる患者が

確立程小さな苦労をするわけではありません。

 

 

つまり

副作用が起こる確率が0.01%だとしたら

確率自体は少なくて

医師が患者に説明するのは簡単ですが、

副作用を引き起こした患者の立場からは

0.01%程度の問題が起こるのではなく

100%だということです。

 

 

このような理由で

非固定頬骨縮小術よりは

しっかり固定をする頬骨縮小術を私は好んでおり

そのように手術を行っています。

 

 

 

もちろん

非固定頬骨縮小術もより良い結果を出すことができ

固定頬骨縮小術も固定をどのようにするのかによって

結果が良くなかったりもします。

 

手術する医師によって

結果が異なるということです。

 

 

その例を写真でお見せします。

 

 

非固定頬骨縮小術後、

左側(青色矢印)は維持がきちんとできている反面、

右側(赤色矢印)は離れてしまっている状態です。

 

 

 

ワイヤーを利用した

固定頬骨縮小術を受けられたけれども

ワイヤーが切れてしまっています(赤色矢印)。

 

 

 

プレートとスクリューを利用した

固定頬骨縮小術を受けたけれども

ネジが緩み外れて

何もないところにネジが刺さっている状態です。

 

 

 

上の写真たちを見て分かるように

固定頬骨縮小術だからといって

非固定頬骨縮小術に比べて

いつも結果が良いわけではありません。

 

固定もきちんと固定をしなければならないですよね。

 

 

 

全て様々ある手術法については

医師ごとにノウハウがあり、

私の方法よりもより良い方法が当然あることと思います。

 

 

しかし、いつもしているお話ですが、

私のブログは私の個人的な意見を書く空間です。

 

私は私なりに骨手術について

外国の骨専門病院にてきちんと専攻をして

研究活動も怠ってはおりません。

 

 

私のブログのメニューの中の

‘論文情報’に行っていただくと

私が第一著者として作成した

国際学術誌(SCIジャーナル)内容を見ることができます。

 

きちんとした原則だけでなく

学問を根拠とした資料をお見せするために努力をしています。

 

もちろんこれからも努力をしていきます^^

 

 

 

最近

顔面輪郭手術或いは両顎手術やセットバック手術のような

顎矯正手術を受けるために

どんな病院を選ばなくてはならないのか

たくさんご質問いただきます。

 

これについては

私のブログ

→【顔面輪郭専門医?顔面輪郭専門病院?

を必ずご覧になられてください。

 

 

 

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