CLICK
“チェボンギュンの顔の骨のお話”
エラ削り手術は
どのように行いますか？
エラ削り手術でも頬骨手術でも
輪郭手術についてお問い合わせくださる方達が
たくさんいらっしゃいます。
数回に渡って
各々についてお話してきましたが、
今回はエラ削り手術について
エラ削り手術はどのように行って、
エラ削り手術と併せて
付加的に行われている手術にはどんなものがあるのか、
全体的にご説明いたします。
本来エラ削り手術は
耳の下の角張った
その名の通りエラの部位を
骨切りして取り除く手術でした。
しかし最近には
エラ削り手術の技術の発達により、
長い曲線骨切りを利用して
ほとんど前顎の方まで、
それも２次角や角張った部分なく
滑らかに顎のラインを作ってあげます。
私のブログ
→【エラ削り手術はなぜ長い曲線で骨切りをしなければいけないのか？】
をご参照ください。
このような
長い曲線骨切り術を利用したエラ削り手術は
口内切開を利用して手術を行います。
エラ削り手術時に
長い曲線骨切り術を利用して手術した
術後の結果物たちです。
エラ削り手術の結果
段差なく滑らかに
曲線状に切り取られた骨だということが分かります。
ここに追加的に行うことができる施術が
まさに皮質骨切り術です。
この時
皮質だけ骨切りをしてあげなくてはなりませんが、
神経が通っている髄質まで骨切りを行い
神経が切断される場合があり、
慎重に施術を受けなくてはなりません。
私のブログ
をご参照ください。
エラ削り手術時に一緒に行うことができる
その他の施術は
咀嚼筋である咬筋切除術です。
咬筋は次の写真のように
包装を剥がすように
広く均等に切除をすることで
ボコボコにならず
効果を最大限に引き出すことができます。
私のブログ
→【エラ削り手術 -咬筋縮小術/咬筋切除術、手術方法及び副作用 -1】
をご参照ください。
エラ削り手術時
咀嚼筋である咬筋切除術後
切除された咬筋の姿です。
最後にエラ削り手術と一緒に施行する施術は
バッカルファット除去です。
バッカルファット除去は
１～２分で終わる簡単な手術ですが、
患者さんを厳格に選択して
施術を行わなければなりません。
最近一部病院ではサービスをするかのように
エラ削り手術を受けると
バッカルファット除去をタダでしてあげる傾向がありますが、
一歩間違えると
貧相な顔になるという結果を招来します。
私のブログ
をご参照ください。
エラ削り手術時
一緒に施行したバッカルファット除去後
除去されたバッカルファットです。
エラ削り手術時に施行される手術を
全てお話しました。
もちろん全ての患者さんにおいて
上の４つを全て行うわけではありません。
患者さんの目立ったエラの原因が
何かを正確に診断し
それに合わせてエラ削り手術をするようになるのです。
つまり
ただ簡単に切り取るエラ削り手術と認識してはいけなく、
そのようなエラ削り手術を受けられてもいけませんよね。
いつもお話しているように
正確な診断が最優先です。
CLICK“チェボンギュンの顔の骨のお話”
