CLICK“チェボンギュンの顔の骨のお話”
頬骨手術・頬骨縮小術の副作用
傷跡
頬骨手術・頬骨縮小術の副作用について
お問い合わせをされる内容の中でも
傷跡が目立って残ってしまわないか
ご質問をくださいます。
頬骨手術・頬骨縮小術の基本原理は
頬骨の前側である本体を骨切りして、
後ろ側であるアーチを骨切りして、
内側へと押し入れてあげて
小さくしてあげる手術です。
私のブログ→☆をご参照ください。
この過程で
前側の頬骨本体骨切りは
口内切開を利用して行い、
アーチ骨切りは
もみあげ切開或いは髪の毛の中に
切開を入れて行います。
もちろん
口内切開は傷跡が見えません。
しかし
頬骨のアーチの骨切りで利用する
もみあげ切開や髪の毛の中の切開は
傷跡ができるしかありません。
そうすると果たしてこの傷跡が
見た目も悪く残ってしまうでしょうか?
もみあげ切開でも
髪の毛の中の頭皮切開でも
切開創は1㎝前後です。
アーチ固定については
私のブログ→☆をご参照ください。
線状の傷跡で
もみあげの髪の毛の中から探し出さない以上
ほとんどの場合傷跡は見えません。
では
髪の毛の中の切開はどうでしょうか?
髪の毛の中の切開も1㎝ですが、
傷が見えるとしたらどれくらい見えて
髪の毛が抜けるならどれくらい抜けるか
気になるかと思いますが、
先日ある患者さんの髪の毛の中の切開の傷を見て
とても驚きました。
上の写真を見ると
頬骨手術・頬骨縮小術の副作用と言うことができるほどの
巨大な傷跡だけではなく、
髪の毛が生えていない脱毛症が
生じていることが分かります。
患者さん達が傷跡を
頬骨手術・頬骨縮小術の副作用と
仰られる理由がよく分かりました。
上の写真は
一般的な頬骨手術・頬骨縮小術をされた患者さんの
髪の毛の中の傷跡の写真です。
ステープラーが2個埋まっています。
切開創は1㎝以下です。
上の写真は
一般的な頬骨手術・頬骨縮小術をされた患者さんの
髪の毛の中の切開傷跡写真です。
ステープラーを抜いた後の
傷跡写真です。
脱毛や副作用といえるような
傷跡が見えるでしょうか?
上の患者さんは
私が手術をした患者さんで
傷跡の写真ですが、
私だけではなく
ほとんどの顔面輪郭専門医の先生方達の
頬骨手術・頬骨縮小術後にも
傷跡はこのようにほぼ見えないと思います。
そのため
副作用ということができるかは
分からないです。
今日は
頬骨手術・頬骨縮小術の
副作用と呼ぶには少しあれですが、
皆さんが心配している
手術後の髪の毛の中の切開の傷跡について
お話をいたしました。
頬骨手術・頬骨縮小術後の
副作用と呼ばれる程度の
傷跡や脱毛は
ほぼ起こることはないので、
ご心配されなくても大丈夫だということを
お伝えいたします。
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