CLICK“チェボンギュンの顔の骨のお話”
両顎手術
サージェリーファースト
最近両顎手術
その中でも先手術で両顎手術が可能かどうか
お問い合わせをたくさんいただきます。
最近の手術技法の発達により
以前は長い期間矯正をした後に行われていた両顎手術が
今ではもう両顎手術を先に行って
手術後に矯正をする、
別名サージェリーファーストが流行しております。
先手術のメリットは様々あります。
春休みになって
ご希望の時間内に手術を受けようと
考えていらっしゃる患者さん達が多くなりながら、
よりサージェリーファーストに関するお問い合わせを
たくさんされます。
しかし
私の個人的なですが、
私の基準
(私個人的には両顎手術を受けなければならない患者さんは
とても厳格に選別して手術を行っています)で
両顎手術が適応される患者さん達の中でも
サージェリーファーストが適応される方達は
20~30%程度だと判断します。
もちろん全ての患者さんにおいて
先手術を行うことはできます。
実際以前の病院では
絶対に手術をしなければいけなかった時代で
私もそうしておりました。
しかし問題は
サージェリーファーストを行ったことで
最適な結果を出すことができるのかです。
両顎手術のプランとして立てた手術目標通りに手術を先にして
歯の配列を変えてあげるなどの矯正治療を後にした時、
最初の計画と異なる結果に最終的になってしまったら
最適な結果ではない
異なる結果になってしまっていることでしょう。
(これ以上お話するととても専門的になるので簡単にご説明します。)
そのため私のような場合
私が先に患者さんに会って
次に矯正科の院長にお会いされた後、
矯正科院長と手術前に相談をし
術前矯正をすることで
少しでも安定的でより良い結果を作り出すことができるなら、
短くて3~4カ月、長くて6~8カ月まで
手術前に矯正治療を受けられることをお勧めしています。
単純に両顎手術を受けるのではなく
両顎手術で最大限の効果を出すためにです。
最近私の元に来られる患者さん達の中で
必ず休み中に両顎手術を受けたいと仰られる患者さん達の一部は
お望みの日に手術を受けることはできますが、
ある患者さん達は
手術前に矯正を必ず受けて
手術を受けることをお勧めしています。
そのため
次の休みに計画をずらされる方達もいらっしゃいます。
もちろん
必ず休み中に受けなければならない方達には
手術を行ったりもします。
その場合
治療の目標から外れない矯正のために
矯正科の先生が苦労をより少しされるようになります。
しかし
可能であれば最適な結果を出すために
必ずサージェリーファーストよりも
必要な場合には術前に矯正治療を受けて
余裕をもって手術を受けられるようにしてください。
患者さん自身のためにです。
ですので
両顎手術を受けなければならない患者さん達は
長期休暇が近づいてから病院にお越しになるのではなく、
事前に休み前にお越しになられて
カウンセリングもしっかり受けて
手術スケジュールも余裕をもって立てられるよう
お願いいたします。
今日は
必ず手術が先に行われるのではなく、
最善の結果を得るためには
手術前に矯正治療を受けなくてはならないケースもあるので、
形成外科医や矯正外科医の助言に
従ってくださったらという思いで
ブログを書きました。
何よりも結果が重要だからです!!
私がいつもお話しておりますが
私のブログの内容は私の個人的な考えです。
かなり…
CLICK“チェボンギュンの顔の骨のお話”