CLICK“チェボンギュンの顔の骨のお話”
顎なし手術でいびき改善まで
一石二鳥
顎なしは
顎先が前へと充分に出ていなかったり
顎が小さく、顔の下半分が小さく貧弱に見えるケースとして
下顎後退症、下顎矮小症などに該当します。
顎なしは
シリコンやメドポアのような
人工プロテーゼを挿入するオトガイ形成術と
顎先を骨切りして前へと前進させる
オトガイ骨切り術がありますが、
オトガイ骨切り術は
全身麻酔をしなければならないデメリットはありますが
手術後の顎の形がナチュラルで
顎のラインも綺麗になるというメリットがあります。
それぞれについて
よりもっと詳しくお話していきます。
鼻先と顎先をつないだ仮想の線 審美線(Esthetic Line)
01
人工プロテーゼを利用した
オトガイ形成術
人工プロテーゼを利用したオトガイ形成術は
顎なしが酷くなかったり
骨切り手術を望んでいない場合に
主に使用される施術で
全身麻酔ではない睡眠麻酔でも施術が可能であり、
シリコンやメドポア、ゴアテックスのような
様々なプロテーゼを使用しております。
普遍的にプロテーゼの中でも
シリコンが最も多く使用され
施術方法が簡単ではありますが
副作用もまたよく発生します。
通常プロテーゼを利用した場合
最もよく発生する副作用は
まさにプロテーゼが動くことです。
このような副作用を予防するためには
プロテーゼを固定してあげることが重要です。
顎なしプロテーゼだけではなく
額プロテーゼなども
必ず固定してあげることで
副作用が発生しません。
オトガイ形成術の代表的な副作用 プロテーゼの移動
写真を見ると
赤色で表示された人工プロテーゼが
固定されておらず
緑色線部分の口内粘膜を
上へと押し上げるという副作用が発生しました。
外見上の問題もありますが
プロテーゼが骨膜下に位置していないため
異物感を酷く感じるようになります。
プロテーゼを利用したオトガイ形成術は
他の顔面輪郭手術と比較すると
簡単な施術ですが
プロテーゼが正確な位置に(骨膜下)固定されていな場合
副作用が発生する可能性があります。
02
オトガイ骨切り術でいびき症状改善
一石二鳥
顎なし手術のまた違う方法は
顎の骨を骨切りして前へと前進させる
オトガイ骨切り術があります。
この手術法は
顎なしを治療する手術でもありますが
いびき症状も改善できる
一石二鳥の手術法です。
例えば
酷い顎なし患者の場合
顎が後ろへ下がっておりますが
その分気道が押されるようになり
それによりいびき症状が発生したりもします。
いびき症状の大きな問題は
酷い場合
睡眠無呼吸症状まで発生することがあるという点です。
押されているような場合
下顎が気道側へとより下がっていくからです。
顎先が後ろへ下がり
気道が押され
それによりいびき症状まであったり
酷い二十顎の場合には
プロテーゼを利用したオトガイ形成術は
効果がなく、
必ずオトガイ骨切りを伴った
オトガイ骨切り術が必要になります。
単純に美容的な目的ではない
いびき症状を同伴した複合的な顎なしの場合には
プロテーゼを利用したオトガイ形成術のみでは
いびき症状まで改善することができないため
オトガイ骨切り術を通じた
顎なし手術を行わなくてはなりません。
シリコンプロテーゼを利用したオトガイ形成術患者
上の写真は
数年前にプロテーゼを利用した
オトガイ形成術を受けられたけれども
いびき症状のため
結局またオトガイ骨切り術を受けられた患者の
レントゲン写真です。
赤色実線がプロテーゼで
右側の気道の空路が細くなっていることが
確認できます。
シリコンで顎なし症状は解決できましたが
機能的な症状であるいびき症状は
解決することができません。
そのため結局プロテーゼを除去し
顎先を骨切りする顎なし手術を
また受けられることにされました。
オトガイ骨切り術を通じていびき症状を改善した患者
上の写真を見ると
赤色矢印で表示された部分が前へと前進され
黄緑色の顎ラインが形成されたことを
確認することができます。
ここで最も重要なポイントは
右側の赤色点線である気道が
以前に比べて拡張された部分です。
機能的な側面から
気道が拡張されているため
いびき症状が改善されており
美容的な側面でも
顎なし症状が解決された
一石二鳥の効果を得られたことが分かります。
いびき治療を伴ったオトガイ骨切り術は
一般美容整形の顎なし手術とは
手術方法が異なります。
必ず豊富な臨床経験と技術力を持った専門医に
正確な診断を受けられて
手術を決定されるようにしてください。
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