CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

 

 

オトガイ形成(オトガイ縮小術、T切骨)に関する

間違った情報

 

 

 

[オトガイ手術(オトガイ縮小術)施行2週と6カ月後]

 

 

 

今日は

私達の顔の輪郭ラインの先であり

プロフィールの先である

顎先を整える手術に関して

間違って広まっている情報を

きちんと直してお教えしようと思います。

 

 

 

とても間違えて広まっている情報

間違えて広まっている手術

 

一つ一つ順番に沿ってきちんとお伝えいたします。

 

 

 

 

今日は顎先です!!!

 

顎先は上でもお伝えした通り

輪郭ラインの先でありプロフィールラインの先です。

 

人相を左右する重要なポイントです。

 

人相を

シャープにさせたり

可愛らしくさせたり…

 

人相を左右させる場所が

まさに顎先です。

 

短くすることもできるし

伸ばすこともできるし

狭めることもできるし

広めることもできるし

後へと押し入れることもできるし

前へと引っ張り出すこともできます。

 

 

一般的に顎先の形の好みは

患者さん達によって異なるため

患者さん達の意見をお聞きし

お望みの通りに手術をしております。

 

 

 

しかし

このような顎先矯正をする手術において

間違えて広まっている情報が

とてつもなく多いです。

 

 

今日は1回目の時間として

何点か事前にお話します。

 

 

 

 

1つ目

骨吸収に関する虚偽情報です。

 

私達の骨は吸収されることがあります。

血が通じないと吸収されます。

 

つまり、溶けます!!!

 

 

言い方を変えると

血がきちんと届いていれば溶けません。

 

 

血がきちんと通じて骨が吸収されないようにする

4つの原則があります。

 

この4つの原則については

私が現在論文を作成中で

全て公開をすることができないという点

ご了承ください。

 

ジャーナルに論文を発表次第

ブログに掲載しようと思います。

 

 

 

 

つまり

絶対に吸収されません。

これについては心配されず手術をお受けください^^

 

 

しかし残念なことに

最近、顎先を矯正する様々な方法が

広告でたくさん出回っておりますが、

 

血液供給が少なくなる可能性もある

骨吸収が当然生じるしかない方法たちが多いです。

 

それをまた甚だしく宣伝をしておりますㅠㅠㅠㅠ

 

お願いですので

広告やネット情報だけに依存し

病院を選択されないでください。

 

 

 

 

このような骨吸収

必ず害が出るものとは限りません。

 

つまり手術において

吸収が絶対に起きてはいけない部分があるかと思えば

反対に吸収されなくてはならない部分があります。

 

 

 

本論に戻り

患者さんの例をあげて説明いたします。

 

最近とても熱いT骨切りで顎先を細める手術後

2週間目のレントゲンと

6ヶ月目のレントゲンです。

 

 

顎先手術週間目に撮った側面写真を見ると

青色の円の中の骨が

離れて鋭く段差ができております。

 

段差現象を少なくするために

このように骨と骨の間を少し広げます。

 

 

 

6カ月後同じ患者さんの写真です。

 

 

青色の円の中を見ると

骨と骨の間が骨で埋まり

鋭かった段差も

やすりに掛けたように滑らかになっています。

 

 

 

上の患者さんのパノラマ写真です。

 

 

T骨切り顎先手術後2週間目に撮影したパノラマ写真です。

 

黄色の円の中の

顎下の段差が鋭く

青色矢印が指すように

骨と骨の間が離れておりますが

 

理由は

顎下の段差現象を最小化するためです。

 

 

 

 

 

対称を合わせるため段差現象を減らすため

 

少し離しておいた部位は

骨が新しくでき離しておいた部位はなくなり

 

細く段差が残っていた部位は

溶けて滑らかになりました。

 

 

つまり、

骨吸収が起こってはいけない重要な部位は

吸収が一切起こらず

むしろ骨で埋まりつながりました。

 

4つの原則を徹底的に守ったからです。

 

そしてこれを活用し、

この患者さんのように段差が残るような場合

少し離して固定をすると段差も小さくなり

離れた部分は骨で埋まり^^

 

不思議でしょう?

 

 

6カ月後同じ患者さんの写真です。

 

 

2週間目に撮ったパノラマ写真に比べて

黄色の円の中の鋭かった段差は

滑らかになり

青色矢印が指していた

骨と骨の間の空間はなくなりました。

 

(写真加工はしておりません^^)

 

時間がよりもっと経過すれば

より溶けてより滑らかになるでしょう。

 

 

 

 

上の患者さんを見て分かる通り

骨が離れていた部位は骨で埋まり

骨が尖って段差として残っていた部位は吸収が起こり

滑らかになりました。

 

 

どうしてこのような信じ難い現象が起きたのでしょうか?

 

 

難しい部分なため

簡単に説明を致します。

 

これは骨を作る造骨細胞(Osteoblast)

骨を吸収する破骨細胞(Osteoclast)作用で起こるのですが

 

このような作用に絶対的な影響を与えるのが

まさに

血液供給です。

 

そのため私が上で言及した

骨融合のための4つの原則をきちんと守った場合

上の2つの細胞の相互作用で

上の患者さんのような結果が出ます。

 

論文に発表されたらaccept次第お伝えします。

 

 

 

 

 

他の患者さんの例です。

 

次の患者さんもまた

顎先手術(顎先縮小術)を受けられ

2週間目6カ月目のレントゲン写真です。

 

2週間目には鋭かった顎先の段差

6ヶ月目には適切な骨吸収により

鋭かった段差が滑らかになり自然に連結された姿です。

 

有益な骨吸収の例です。

しかし、重要部位の吸収は一切生じておりません

 

 

2週間目は段差の角が鋭いです。

 

 

 

 

 

6カ月後側面写真です。

 

 

 

同じ患者さんのパノラマ写真です。

 

やはり

エラ削り手術を受けず顎先のみ縮小させたため

発生した2次角

2週間目には確然に鋭く見えますが

6ヶ月目には鋭かった一部分が吸収され

滑らかに変わりました。

 

 

顎先手術(顎先縮小術)2週間後に撮った

パノラマ写真です。

 

青色矢印が指している部位が黒く

骨が浮かんでいるように見えます。

 

そして青色の円の中にはとても鋭い段差?

2次角?があります。

 

 

 

6カ月後、同じ患者さんの写真です。

 

 

 

 

今日は

最近カウンセリングをしながら

よくお話される間違えた知識の1つ、

 

顎先手術(T切骨でもオトガイ縮小術でも)を受けると

特にT切骨ㅠㅠㅠㅠ

骨が吸収されるという

ありえない内容についての説明を致しました。

 

 

 

結論

顎先手術(T切骨でもオトガイ縮小術でも)時

原則をきちんと守った場合

 

絶対に重要部位の骨吸収は起こることはなく

むしろ鋭かった段差等の骨吸収により

滑らかな結果を得ることができる

というお話をお伝えいたしました。

 

 

 

間違えた情報はもう信じないでいただき

安心して手術をお受けになれてください~~~^^

 

 

 

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