CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

 

 

 

 

顔面非対称手術

両顎手術後の管理

 

 

 

今日は

顔面非対称矯正のための

両顎手術後の管理について

お話いたします。

 

 

 

 

 

前回、

顔面非対称矯正の両顎手術について

お話いたしました。

 

 

結論は

両顎手術自体も難しいですが、

2回3回に分けて

付加的な手術を受けなければいけないという

とても長い道のりだということを

お伝えしたしました。

 

 

 

 

 

 

顔面非対称の場合、

 

手術ぐらいに重要なことが

まさに

両顎手術後の管理です。

 

 

ここでの手術後の管理とは

結局は

再発を防止するための管理

ということです。

 

 

 

顔面非対称がある患者さんは

顔の全ての組織

のみならず筋肉を含めた

全ての軟部組織

非対称に合わさっています。

 

 

 

両顎手術をして

骨をきちんとした位置に持ってきてあげても

 

骨を含めた組織は

元々の非対称に合った位置へと

戻ろうとする性質があります。

 

 

短くは数年、

長くは数十年もの間

顔面非対称という間違った位置

固定され続けていたからです。

 

 

 

このように

元々の故郷である非対称に

戻ろうとする性質を

きちんと止めてあげるためにも

 

両顎手術後に

管理をきちんと行わないといけません。

 

 

 

この部分がまさに

矯正科の先生形成外科の先生

ノウハウが必要な部分です。

 

 

 

実は

ある程度の再発を考え

過矯正をするケースが多いです。

 

 

 

しかし

どんな状況でも

過矯正ではなく

 

ゴムを利用して

または

矯正装置を利用して

 

再発を防止する努力

しなければいけないと思います。

 

 

当然

患者さんには

きちんと従ってもらわなければなりません。

 

 

 

 

 

私も次のような経験をしました。

 

手術は成功して

手術後レントゲンを見ても

私も満足で患者さんも満足されていたのに、

6ヶ月程度過ぎた頃でしょうか?

 

まただんだん元々の位置に戻り

結局は再手術まで行った記憶があります。

 

 

 

だからといって

手術後に上下の顎を固定する

顎間固定をしなければいけない

というお話ではありません。

 

 

顎間固定

手術後再発を防止するためではなく

 

完璧な骨切りができていなかったり

正確な位置に固定ができなかった時に

使用する方法です。

 

 

つまり、

完璧な手術ができていない時

使う方法なのです。

 

 

このように実は

とても危険で本当に常識外の施術は

必要ありません。

 

 

 

手術後には

 

矯正科の先生

または

手術した形成外科医がお伝えすることを

きちんと聞いて従ってください。

 

 

 

これで

顔面非対称手術

顔面非対称矯正について

お話を終わります。

 

 

 

 

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