CLICK“チェボンギュンの顔の骨のお話”
頬骨縮小手術時
ワイヤーが良い?
チタンプレートとスクリューが良い?
今日は
頬骨縮小手術の方法の内
固定の方法について
お話したいと思います。
数日前に病院の掲示板に
頬骨手術の時の
チタンプレートとスクリューが
折れてしまったというお話があったのですが、
ワイヤーよりも折れやすいのか
という質問を
ある方からされました。
結論から申し上げますと
反対です。
チタンスクリューは
絶対に
折れたり切れたりしません。
むしろ
ワイヤーの方が
時折切れます。
私が今まで数年間
毎日最低でも2~3件は
頬骨手術をして来たように思います。
かなりの件数を手術しました。
外国にいた時は
チタンスクリューとプレートを利用して
固定をしていました。
しかし
韓国に来て
他の先生方が手術している所をみると
ワイヤーを利用して
固定をされていました。
もちろん1カ所の固定でした。
以降手術後には
患者さま達から
ワイヤーが外れた、切れた、
ワイヤーが骨を割いて飛び出てきた等の
いくつもの副作用が発生しました。
もちろん
そのような場合には
再手術を行い、固定をしっかりと再度行いました。
またワイヤー固定をした場合には
ワイヤリングをした部分が回転軸となり
頬骨が回りながら離れてしまう現象も発生しました。
ですので
ワイヤーを2カ所で固定される先生もいらっしゃいます。
そのように手術をしていたのですが
やはり
このままではだめだと思い
外国で手術してきたように
チタンスクリューとプレートを利用し始めました。
私がいつも強調する
2カ所のしっかりとした固定を行いました。
それ以降には
このようなことによる再手術をする場合も
ほとんどなくなりました。
その内、数多いケースの中でも
2名の患者さんが
手術直後に顔をタンスと部屋の床にぶつけてしまい
固定をした骨が外れてしまい
再手術を受けられた方もいましたが
それ以外では
チタンスクリューが折れたり
取れて再手術をしたケースは
ありません。
時折手術途中に
ドライバーを利用して骨にスクリューを埋めていたら
過度な力により
スクリューの頭部分が折れてしまった時が1度ありましたが、
手術後に折れるようなことは
絶対にありません。
私が主に使うチタンプレートとスクリューです。
四角形のケースの中にはプレートが、
丸いケースの中にはスクリューが
入っております。
OSTEOMEDというオリジナル製品です。
まねして作った韓国産もありますが
オリジナルを使っております。
実際
頬骨手術やその他顔面輪郭に使われる
チタンプレートとスクリューを
取り出して撮ってみました。
参考に
この写真のスクリューの実際の長さは6㎜です。
結論は
チタンスクリューとプレートが
折れたり外れたりすることは絶対ないので
心配されず手術を受けられてください
ということをお伝えしたいです。
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