CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

 

 

 

頬骨手術の副作用

再発

 

 

 

今回は

頬骨縮小手術の副作用の中でも

再発について

お話しようと思います。

 

 

 

 

頬骨手術後の副作用について

お話をしてきましたが

 

最近、患者さん達が

カウンセリングの時に

よくお話されることの1つがまさに

 

「ブロブを見たのだが

頬骨手術をして1~2年後に再発した

もしくは効果がなかったというのは

事実なのか?」です。

 

 

 

私の回答は

「必ず再発は起こらない」です。

 

しかし

もちろん手術方法によって

再発の可能性がある手術方法もあることはあります。

 

 

 

 

 

1つ目

 

再発が起きる場合は

頬骨を骨入りして望む位置に入れた後

固定をしなかった場合です。

 

 

 

以前にもお話したと思います。

 

 

私たちが食事をする時に使う

噛む筋肉の内、

咬筋(Masseter muscle)という筋肉が

下顎と頬骨にくっついています。

 

私たちが食べ物を噛むたびに

この筋肉は収縮することになり

 

その力はそのまま頬骨へと伝わり

頬骨を引き下げることになります。

 

 

 

私達が生きていくためには

食事をしないわけにはいきせん。

 

 

そうするとずっと噛むことになり

頬骨に咬筋の収縮力が加わり

結局頬骨は下へとたるんでしまったり

本来の位置へと戻ってしまったりするのです。

 

 

 

これがまさに

再発だったり頬のたるみ

生じる原理です。

 

 

 

そして時折

ワイヤーで1カ所固定をする

通称‛ワイヤリング’をするのですが

 

 

 

もちろん

ほとんどがきちんと維持されますが

 

 

特に1部分のみワイヤーでワイヤリングを行い

ワイヤリングを施した点を

回転軸として回転させ

 

頬骨が中に入っているように

見せさせることがあります。

 

 

 

私達が食べ物を噛む時

とてつもなく強い力が発揮されます。。。

 

骨までも噛み砕いたり

できるじゃないですか。。

 

 

 

ですので

ある先生方は2カ所をワイヤリングしたりします。

 

そうすればより正確ですよね。

 

 

 

私はチタンで作られた

プレートスクリューを利用して

2カ所固定することを原則としています。

 

 

頬骨の本体に2カ所固定をしたり

本体に1カ所、アーチに1カ所固定したり

 

これが一番確実なような気がします。

 

 

私がこのように考えるように

最近ほとんどの病院も

このようにしていることと思います。

 

 

 

 

 

2つ目は

 

一部病院で

頬骨の突出している部分を削る

手術をされています。

 

特に横頬骨です。

 

 

この場合

骨の皮質骨

(骨は表面部分である皮質骨

内側に骨髄がある髄腔に分かれています)

を削り

 

中に入っているように見せる手術ですが

 

問題は

皮質骨はほとんどの場合

再生されるということです。

 

 

頬骨の皮質骨を削り

効果を得たとしても

 

皮質骨が再生されたら

再発を意味するのです。

 

即効的な効果があり

手術は簡単ですが、

 

長期的に見てどうなのでしょうか、、、

 

 

 

 

 

このように頬骨手術後

再発が起こるケースをご説明いたしました。

 

 

 

結論的には

頬骨手術は2カ所に確実な固定方法を利用し

固定をしてあげることが

 

再発を防止

併せて

頬のたるみを防止できる方法だということを

お伝えしたいです。

 

 

 

 

 

 

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