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“チェボンギュンの顔の骨のお話”
頬骨手術
アーチ固定と本体固定
今回は
頬骨手術の固定の方法について
お話いたします。
前回
頬骨手術時に必ず固定が必要だと、
それも２か所の固定が必要だ
というお話をいたしました。
もちろん私の個人的な見解であり原則です。
そのようにしなくても結果が良い先生方もいらっしゃるでしょう。。
今日は
どこに固定をするのか
についてご説明します。
以前はアーチ固定が流行していましたね。
１つ目
２か所固定を頬骨本体にする場合です。
この場合には
アーチに固定をしないため
もみあげ部分の切開をする必要がなく
頭皮に１㎝の切開をします。
もちろんもみあげに傷跡が残りません。
２つ目は
頬骨本体に１つ固定をして
アーチにもう一つ固定をする
所謂アーチ固定法です。
この場合には
アーチ部位に骨切りをし
その部位をプレートで固定をしなくてはいけないため
もみあげ部位にある
頬骨のアーチの骨の上の皮膚を切開します。
約１㎝で
もみあげが下まで長い場合には
もみあげによって傷跡は隠れます。
アーチ固定レントゲン写真です。
頬骨のアーチと本体部位にプレートとねじが見えますね。
それでは２つの方法の内
どの方法がより良いでしょうか？
私が回答するのも少し混乱しますが、、
それでもやはり片方(頬骨本体)に２つを固定するよりも
前後に１つずつ固定する、
つまりアーチ固定法がより強固だと言えます。
しかし
もみあげ部位に傷が残るでしょう。
しかし事実上
私が手術をしてきた経験からは
２つの方法の結果的な差はありませんでした。
ですので最近は
もみあげに髪の毛が多い方たちには
アーチ固定をお勧めし、
もみあげがあまりなかったり
絶対に顔に傷が残るのが嫌だと主張をされる患者さんたちには
頭皮からの切開を行い
本体に２か所固定する方法を
お勧めいたします。
このようにして
頬骨手術方法についてのお話を
終えようと思います。
またもう一度お話しますが
今までお話してきた頬骨手術の方法は
私の個人的な見解であって
他の手術方法が間違っているとか
より良くないということではないということを
お伝えいたします。
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2018年08月21日 16:50
