CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

 

 

 

両顎手術の選択の仕方

費用と苦痛

 

 

 

 

前回に引き続き

 

両顎手術を含めた顔面輪郭手術を受けようとする時に

考慮しなければいけない事項について

お話しようと思います。

 

 

 

 

 

今日は天秤のもう片側である

両顎手術の費用苦痛を含めた犠牲についてです。

 

 

 

 

話の中心が少しズレるかもしれないですが、

両顎手術を受ける病院を選択する基準にもなるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

まず両顎手術の費用についてです。

 

 

 

最近両顎手術の費用がとても安くなりました。

 

形成外科、歯科などいくつかの科の間で、

または各科の間で

両顎手術の競争が激しくなっているためです。

 

 

 

 

特に歯科の場合は

口腔外科医が両顎手術をしているのですが

 

以前はインプラントに集中していたと思ったら

インプラントの値段が過当競争によって安くなったためか

 

最近はほとんどの口腔外科で

両顎手術にも手を出すような趨勢です。

 

なので手術の価格もどんどん下がってきています。

 

 

 

 

 

しかしお話したいことは

価格で病院を選択しないでください

ということです。

 

 

 

 

 

大概病院が初めて手術を行う場合には

顧客確保の次元で手術費を安く値下げている場合が多いです。

 

 

もちろん患者さんを考慮して手術費を策定する病院もあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は両顎手術による

苦痛犠牲についてです。

 

 

これは患者さん本人の手術後の苦しみだけでなく

ご家族の方々もある程度の犠牲を負います。

 

 

 

そして何よりも

大きな事故が起きてはいけませんよね。

 

 

 

この部分の可能性を少しでも低めようとするのなら

 

まずは手術をする執刀医を

きちんと把握することが重要ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

また手術後の痛み腫れ

最小限にしなくてはいけません。

 

 

これについて

私がいつも強調することが手術時間です。

 

 

手術時間が長くなれば長くなるほど

麻酔時間が長くなり、

回復するのもより辛くなります。

 

 

 

そして手術が長いということは

その分執刀医が手を付けるところが多いということで、

 

そうなると組織にも刺激を与えるしかないため

腫れが酷くなります。

 

 

 

もちろん

手術結果は当然良くなければならない

ということを前提にしてお話することです。

 

 

 

結果がどうなれ早く終わればいいというのとは違いますよね。

 

 

 

 

 

私が海外研修時代、

私の師匠から手術時間が長いと

いつも言われる言葉がありました。

 

“Don't do the unnecessary procedure!”

 

不必要な手順はするな

いうお言葉ですが

 

手術に慣れてくる前までは

必ず一度ですべての操作がうまくいくことはありません。

 

 

 

何十回、何百回もの手術をしながら

 

慣れてくるとすべてのことを一度に

smoothに手術が行えるということです。

 

 

 

 

 

 

私がいつもお話していることですが

だから執刀医の経歴、経験が重要なのです。

 

 

 

 

 

 

次は前にもお話したように

とても危険な過程である顎間固定が不必要でなければなりません。

 

 

 

1カ月の間の食事が水のみの生活を

想像してみてください。

 

 

 

ごくごくと飲めるわけなく口を閉じた状態ストローで吸ってです。

 

怖くないですか?

 

 

 

 

 

 

両顎手術後に顎間固定をするということは

 

不完全な骨切り

または

不完全な固定

 

という意味なので

 

 

必ず顎間固定が必要ない

執刀医を探さないといけません。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして上の執刀医と関連した事項以外にも

 

矯正科の先生

 

両顎手術をはじめとした顎手術の経験が多い

実力のある方ではないといけません。

 

 

 

そして当然

 

常駐している麻酔科の先生もいて

 

手術前の患者の把握から

手術後の安定期間まで

 

患者を見守らないといけません。

 

 

 

 

 

 

そして最後に

 

病院の施設が

両顎手術に合っている設備

備えていなければなりません。

 

 

 

 

 

 

以上で

両顎手術を決定する天秤の片側、

両顎手術の費用と苦痛、犠牲についてお話しました。

 

 

 

話のつじつまが合っていないように見えるかもしれませんが、

手術を受ける病院の選択とも関係があることです。

 

 

 

 

次回は

両顎手術をする病院選択の基準について

お話しようかと思います。

 

 

 

 

 

 

CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”