CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

 

両顎手術の選択

絶対両顎じゃないといけないですか!?

 

 

 

 

 

最近両顎手術が大流行中です。

 

 

医者から診断を受ける前から診療室に入りながら

「私両顎手術します」

と言いながら入られる方もいらっしゃいます。。

 

 

 

 

 

そこで今日から数日間

 

両顎手術(両顎手術に限定せず、一般美容手術に関して)を

受けなければならないのか、

 

どのように両顎手術を受けるかを決定するのか

について

 

私の個人的な見解から説明しようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

なぜなら無差別的な広告の中で

両顎手術をしなくてもよい患者さんたちも

両顎手術を受けようと私のところにいらっしゃいます。

 

 

 

両顎手術前と変わらないまたは手術しない方がよかった

というお言葉と一緒に

手術前の写真を持っていらっしゃる方たちもいます。

 

 

実際両顎手術前の写真を見ると

手術前がもっときれいな方も多いです。

 

 

 

そこで聞いてみると

広告も広告ですが、

 

病院に行ってカウンセラーのお姉さんたちが

受けた方がいいと言っていたから受けた

という内容がほとんどです。

 

 

 

なので今日から両顎手術の決定の仕方について

お話しようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

まず本題に入る前にどんな方が両顎手術が必要なのか

ご説明します。

 

 

1.顔の左右が合っていない非対称

2.顔の中心部位、つまり中顔面部が凹んでいるお皿型の顔

3.顔の長さが非正常的に長い顔

4.突出口を伴った顎なし

5.笑った時歯茎が見えるガミースマイルや曲がっている突出口

6.口唇口蓋裂による顔面非対称としゃくれ顎

7.下顎が上顎よりも長くて突出したしゃくれ顎

 

 

これぐらいに要約いたしましょう。

 

 

 

もちろん程度によってまた異なるので

正確なことは

専門医カウンセリングと診断

受けなければなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

では上のような症状を持っていたら

みんな両顎手術を受けなくてはならないでしょうか?

 

 

 

私がいつもカウンセリングに来られる患者さんたちに

説明していることがあるんですが、

 

 

それは天秤にかけてみてくださいということです。

 

 

 

 

整形手術の説明になぜ天秤なのか?

 

 

 

 

整形、美容手術は一般的な外科の手術とは異なります。

 

 

つまり、

がんの手術のように

必ず絶対受けなければならない手術ではないということです。

 

 

 

もちろん

非対称や奇形のような症状がひどい場合は

必ず受けなければならないでしょう。

 

 

 

しかしほとんどの美容手術は患者さんたちの選択事項です。

 

 

 

 

 

 

 

このように選択する手術だと考えたときに

 

必ず手術前に

その手術による効果

 

その手術のために患者さんがそして患者さんの家族の方々が

犠牲しなければならない部分

(手術費のみならず生活の不便による犠牲もありますよね?)を

 

天秤にかけてもらって

手術を決定してくださいとお伝えしております。

 

 

 

 

 

 

例を挙げると

 

10という効果を得るために100を犠牲にするのは

正しい手術でしょうか?

 

 

 

もちろん必ず受けなければならない方もいらっしゃいます。

(次回に天秤効果の部分についてお話します。)

 

 

そして特に芸能人になろうと準備されている方たちは

10のために1000を犠牲にしたりもします。

 

実際そのような方たちの手術も致しました。。

 

 

 

 

 

 

このように

両顎手術のみならず美容手術を受けようとされるときには

 

必ず

効果と犠牲の部分を天秤にかけて、

慎重に選択するようお願いいたします。

 

 

 

 

 

明日は天秤効果についてお話しようと思います。

 

 

 

 

 

 

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