CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

 

両顎手術Before&After‐涙出るお話

 

 

 

 

 

[両顎手術Before&After‐直後比較]

 

 

 

 

“顔で差別を受けない世界”

 

 

私と私たち美容形成外科が目指している世界です。

 

このキャッチフレーズは私の師匠であるパクビョンユン教授から始まったものです。

 

これを受け継いで私たち美容形成外科でもこのキャッチフレーズを掛けて

 

患者さま達のために研究し手術しています。

 

 

 

 

 

 

 

今日の患者さんは以前私が手術をした方です。

 

しゃくれ顎がとても酷くて食べ物も噛むことができませんでした

 

なので慢性消化不良に悩まされておりました。

 

しゃくれ顎がとても酷くて外見コンプレックスにより対人忌避症をも患いました。

 

なので社会生活がまともにできずひきこもりになってしまっていました。

 

 

 

 

 

 

矯正前の写真からご覧ください。

 

正面写真を見てもらうと

 

下顎が出て口を自然と閉じることができません。

なので意図的に口を閉じようとするので顎先に力が加わり、

これにより顎先にしわがより

とても不自然に見えてしまいます。

 

 

 

 

45度の姿を見てもらうと

 

やはり下顎が出ていて

口を意図的に閉じるために力を入れています。

 

また下顎に比べて相対的に上顎が発達しておらず

中顔面部が凹んでいます。

 

 

 

 

 

側面写真を見るとよくわかりますね。

 

下顎は前に出ていて

これに比べて上顎は低成長になり

所謂プロフィールがお皿のように凹んでいる

典型的なしゃくれ顎です。

 

しゃくれ顎のうちでもとても酷いケースです。

 

 

 

 

 

外見的に下顎がとても出ているので

口を閉じることができません。

 

なので口を閉じるために唇に力を入れるようになり

 

これにより顎先の筋肉が緊張し

顎先にはしわがいつもよっている、

 

口元から唇、顎先まで不自然になってしまっています。

 

 

 

 

 

 

レントゲン写真をご覧ください。

 

 

 

正面写真を見てもらうと

 

下顎が下に垂れているだけでなく

前歯が開口咬合で上下の歯の間がとても開いています。

 

 

 

 

 

パノラマ写真にも前方部の開口咬合がわかります。

 

 

 

 

 

側面写真を見ると

 

下顎が前にとても突出していて

前方部、つまり上下の前歯の間が離れている

前方開放咬合になっているのがわかります。

 

反面、上顎は充分に発達しておらず凹んでいます。

 

 

 

 

 

 

結局

私に会いに来られて

[両顎+顎先]手術(顎先縮小術)を受けられました。

 

 

下顎の後方移動はなんと24㎜

 

 

 

形成外科の教科書に載っている

両顎の適用症はいろいろありますが

 

そのうちの1つが

 

“下顎を10㎜以内で動かさないといけない場合”

と決められています。

 

つまり、下顎の移動量が10㎜よりも多いとダメだということです。

 

 

 

 

 

 

台湾にいらっしゃる私のmentor

Prof.Lun-Jou Loの下顎移動量の記録は21㎜

 

そしてこの患者さん以前に私が手術した方の記録は18㎜

 

 

 

下顎移動量24㎜はたぶん世界記録ではないかと思います。

 

 

 

親しい顔面輪郭専門医の友人たちは

信じられないと言っております…

 

 

 

 

 

もちろん10㎜以上の移動をしてはいけないのですが

24㎜を移動しようとすると

一般的な手術法ではなく特殊に下顎を下処理しないといけません。

 

 

 

なので所要時間もすこし多くかかります。

 

 

 

しかし精神的、肉体的苦痛から

患者さんを開放させてあげなければならないという思いで

手術を行いました。

 

 

 

[両顎+顎先]手術にかかった

総所要時間は2時間35分でした。

 

 

 

 

 

 

結果写真です。

 

手術室で撮った直後の写真です。

 

 

正面から見ると

 

下顎が小さくなり力を入れなくても

口が自然に閉じています。

 

 

 

 

側面写真を見ると

 

出ていた顎が中に入り

下唇が上唇よりも後ろにあります。

 

しゃくれ顎が完全に矯正された姿です。

 

下顎自体の大きさもまた

顎先縮小術の影響で小さくなったことがわかります。

 

 

 

 

 

 

矯正直後の写真を見ると

 

下顎が入ったことで自然に口が閉じられています。

もう口に力を入れないと口が閉じなれないというような現象は起こりません。

また顎先手術の内の1つである顎先縮小によって顎先も小さくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

1週間後の写真です。

 

腫れがまだ多いですが

下顎がとても中に入り

口が自然に閉じることができます。

 

そして顎先縮小術により顎先も小さくなりました。

 

 

 

 

45度写真も

 

口が自然に閉じて

下唇が上唇よりも中に入り

下顎がとても小さくなりました。

 

 

 

 

側面写真を見ると

 

下顎が正常的で、

いやとても入りすぎてしまったのではないかと思うほど入りました。

もちろん大きさも小さくなりました。

 

唇周囲の腫れのせいで

口が出ていて下顎がとても中に入って見えるようなのも正常です。

 

 

 

 

 

 

1週間目の写真でした。

 

他の患者さんたちに比べて腫れが少し酷いです。

 

少しあざもありますㅠㅠㅠㅠ

もともとあざはできないんですけどㅠㅠㅠㅠ

 

 

 

 

 

正面、45度、側面の全方面から見ると

 

いったん腫れが酷いにもかかわらず

下顎は小さくなり

下顎が後ろに移動されて下唇が上唇に比べて後ろに入り

正常的な口元になっています。

 

 

 

 

 

Before&After結果をレントゲンで比較してみます。

 

 

上の写真で分かるように

 

下顎が出ている程度が実は24㎜を超えていました。

 

しかし上顎を前に前進させたため

下顎は24㎜の移動に終わったのです。

 

 

 

 

 

 

下の写真は矯正後のレントゲン写真です。

 

 

矯正後下の写真に表記されているように

 

ついに下の歯が上の歯よりも後ろに入っている正常咬合になり

顎先も短くなり上に若干上がりました。

 

 

 

 

 

これで下顎と上顎がきちんとした位置にきました。

 

凹んでいた上顎は前に出て、

出ていた下顎は後ろに入りました。

 

なんと24㎜もです。。。

 

 

 

 

今日は両顎手術Before&Afterのお話でした。

 

 

 

 

 

 

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