CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

 

 

 

両顎手術の方法 IVRO SSRO

 

 

 

前回のページでSSROについて

お話いたしました。

 

 

 

今回はIVROについて

ご説明したいと思います。

 

 

 

 

 

 

IVROはとても簡単です。

 

 

 

下顎の後ろ部分を垂直に切ればよいのです。

 

 

 

もちろん神経の後ろ側でです。

 

 

 

 

手術はとても簡単ですが

その分患者さんたちが背負わなければならないものが多いです。

 

 

 

 

 

 

まず長所をご説明すると、

 

 

 

1.唇と舌と下顎の感覚に関連した

下歯槽神経の損傷がほとんどない。

 

神経の後側を切るためです。

 

 

 

 

 

2.手術が簡単で顎関節に無理がかからない。

 

 

 

 

 

 

反対に短所を見てみると

 

 

 

1.骨同士の接触面が狭いため

骨がくっつく時間が長い。

 

つまり回復が遅いです。

 

 

 

 

 

2.確実に固定されている状態ではないため、

手術後に持続的な管理と運動が必要で

精巧な矯正をしないと再発します。

 

 

 

 

 

3.固定の代わりに

下顎の骨を動かすことができないよう

口を閉じておかなければならない期間が必要で、

 

この期間の間は

動かすこともできなく、

下顎の機能回復のための治療期間も必要。

 

 

最近流行しているノータイ両顎手術は不可能です。

 

 

 

 

 

4.手術後SSROよりも相対的に

顎の後方部位が広がる可能性あり。

 

 

 

 

 

5.先手術と顎なし手術が不可能。

 

 

 

 

 

6.開口になる場合が多い。

 

 

 

 

 

IVROは切る手術は簡単です。

 

医者が簡単に固定できる代わりに

 

患者さんが口を開けることができず、

またずっと口を閉じていなくてはいけないため

大変な手術です。

 

 

 

 

 

 

の手術の長所は神経損傷がないことですが

 

慣れている医者ならSSROでも

ほとんど起こることはありません。

 

 

 

 

また経験が多い医者なら

 

最適な位置中立的下顎を固定するため

顎関節に無理がかかることもありません

 

 

 

反面

手術後の顎間固定によって

患者が不便に感じるだけではなく、

 

顎間固定をした状態で嘔吐などの症状がある場合

 

口を開けることができず、

気道へと流れ込んでしまうという

致命的な副作用が起こることがあります。

 

 

 

 

結論的にはIVRO

 

医者にとっては簡単に手術が可能だが、

 

患者は大変な過程を乗り越えなければならない手術だと

お伝えいたします。

 

 

 

 

 

 

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