たまに、タイミングが合うと異業種交流会・・・というか講演会みたいな集まりに出かけます。
毎月、案内は来るけど、数ヶ月に1回行けるかどうか。
知っている人もいるけど、知らない人のほうが多いかな。
でも、時々自分とはまったく異なる視点の面白いお話が聞けるので、なるべく参加したい気持ちはあります。
ただ、ちょっと、いや、かなり苦手なのが、名刺交換(笑)。
会社員としての基本なのかもしれないが、なんだろ、雑談が出来なくて、いつも困ります(笑)。
今回は映画の自主上映会みたいな感じでした。
KANOという台湾の映画を見ました。
台湾の映画だけど、主役は永瀬正敏さん。
日本統治時代の頃、台湾から甲子園に出場した嘉義農林学校野球部の実話を元に脚色したお話でした。
3時間もあるけど、飽きずに、のめりこむように引き込まれて見てしまった。
やっぱり最後は泣きそうになっちゃったよ。
台湾は東北震災のときの義援金が世界のどこの国よりも多く、そして親日国だそうです。
支配でなく、統治。
搾取でなく、共存しようとしていたのだろうと思いました。
この映画を見ると、そんな事も思う。
見る人によって色々だろうけど。
土木業界の方はサブエピソードとして語られる日本が行った灌漑事業の事を熱く語ってくれました。
当時の最先端の技術を導入し、地球を一周する以上の距離の用水をめぐらす事で、農業を栄えさせ、台湾が自立できる国となる礎となったそうです。
なので、日本は今でも無茶苦茶感謝されている。
良い映画みたなと思いました。
もっと自分の国に誇りを持っていいのにって、思いました。