
今月初め、シンコー・ミュージックから「フェンダー・テレキャスター・ブック」という本が発売されました。定価¥1,680。消費税法の改正で,税込み価格の表示が義務づけられたはずなのに,いまだに「本体1,600円+税」というのは,どういうことだ? 来る消費税率改定時への布石か。
それはさておいて,同社からは同じシリーズで,すでにストラト,レスポールの特集本が発売されています。ちょっと小振りなB5判サイズ。

エレキギターとしては,最もポピュラーな3モデル,過去にもリットー・ミュージックやエイ出版をはじめ和洋取り混ぜて同工の書が出ており,今更的な感じもあります。本誌はそれらに勝る点があるのかというと,これといった新機軸もなく,量的にも中途半端な気もします。
目新しいものといえば、フィニッシュが朽ちて破れた壁紙の様子がありありと分かる「ブルーフラワー(Blue Flower)」の写真とか,Nancy岸田邦雄氏のヴィンテージ・ギターに関するコラムくらい。
3冊ともそうですが,市場のヴィンテージ物件が減少している昨今,迫力ある本を作るのは難しくなってるんでしょう。
でも,過去に出た特集本は大半が絶版になっているので,新しく知識を身につけたい人には格好の入門書になるかもしれません。
*本プログの過去のテレキャスター記事はコチラ