
ジュリー・沢田研二のコンサートに行ってきました。
題して「還暦だぞ! Rock'n Roll March」。去る6月25日に60歳を迎えたとのこと。実は私も6月25日生まれなのですが…どうでもいい?…ということで,長らくのファンではあったものの,コンサートは今回が初めてでした。
還暦に因んでということかもしれないけど,メインの衣装は真っ赤なスーツにインディアン風の赤い羽飾り。いつ見ても奇抜なファッションです。
バックは,ギターにはお馴染みの下山淳,柴山和彦,ドラムにGRACE(女性),キーボードに泰輝,の4人。ベースレスの編成です。ボーカルをよく聴かせるために,低音パートを抜いてあるのかもしれない。「TOKIO」などはオクターブで弾む例のリズムが欲しいところですが,全般にキーボード・ベースだけでも十分対応できてました。ロックバンドのコンサートと比べると,ミキシングもスネアの音をはじめ割とバックの音が抑えられてます。
あと,違和感があったのは,1,2コーラス歌い終えて間奏に入るところで拍手が起きるところ。歌謡曲のノリです。観客は恐らくジュリーと同年代前後…ということは50-60代のおばちゃん達がメインでしょうか,新アルバムからの曲を数曲やったあと,タイガースの「君だけに愛を」のイントロが始まるともう総立ち状態。恐るべしGSパワー。

▲やはり一番拍手の多かった「TOKIO」(1980年当時の映像から)
コンサートは新譜の11曲を含む計32曲,約3時間。1曲終える毎に「ありがとう,サンキュー,ありがとうね」と応える姿や,アンコールで再登場後のかなり長いトークにも飽きさせないユーモア感があり,健在ぶりを示してました。アンコールで9曲演るというのも予想外で,プログラムどおりとはいえ,かなりお得なコンサートでした。
60歳,声の張りなどに一部衰えを感じる部分もあったものの、この長丁場をこなすエネルギーは大したものです。ミック・ジャガーなどはもっと高齢(65歳)やから,まだまだ大丈夫でしょう。ステージ狭しと走り回るパフォーマンスもあり,ステージフロントにはモニタースピーカーが置かれてませんでした。(ステージ両サイドにはスピーカーあり) 凝ったライティングも演出を高めるのに一役,ゴージャス!

往年のヒット曲を当時のステージファッションとともに楽しむには,コレが推奨版。「怪傑ジュリーの冒険 全28話」。76年の「コバルトの季節の中で」から87年の「CHANCE」まで,テレビ出演時の映像28曲を収録。¥10,499とちと高いのが難点。ジャケット・デザインもどうにかならんかなあ。