6月3日未明の出来事です。

土日と泊まりの仕事で出かけていました。

 

土曜の仕事がちょっとハードだったのか、日曜(2日)朝ちょっと体調不良が。

午前3時頃ビジネスホテルのベッドの中で目が覚めたんだけど、

目が回ってる。かなりの回転。

<どうしよう、今日もまだ仕事あるのに。しかも車で来ているし・・・>
 

昨年12月にもひどいめまいに襲われて2~3日気持ち悪かった。

あの時は吐き気もあり 一人でかなり悪戦苦闘した。

今回は吐き気は無かった。

<あの時と比べたら今回は軽いかもしれない。

 とにかくもう少し寝て、様子を見ていよう> と 思った。

 

6時ぐらいにはめまいも何とか収まったので、その日の仕事は休むことなく

無事済ますことが出来て、その日の午後4時頃帰宅。

 

でも、本調子ではなかったので、そのままベッドに直行してしまった。

目が覚めたら、午後7時だった。3時間も爆睡してしまった。

・・・今朝方の めまい事件で睡眠不足だったからね。

 

昼ごはんも食べて無かったので、取り合えず夕食を軽くとり、

早寝することにして、21時前には眠りについただろうか。

この後、事件は起きた。

 

1時頃、目が覚めた。トイレに行こうと思ったのかよく覚えていないけど、

立ち上がり ふと、右手に目が行った。

中指が動かない。動かそうと思っても全然動かない。

<これって、もしかするとヤバくない?>

そう思ったら、ドキドキしてきた。

すると他の指も麻痺してきて、動かなくなってきた。

<やっぱりおかしい、もしかして脳に異常が?>

ドキドキが増してくる。

こういう時の一人暮らしは 不安を増幅させる。

 

<とにかく何かあった時の為に、病院に行ける服装に着替えて、

 保険証をバックに入れてと・・・>

<こういう時は 万が一のことを考えて、救急車を呼んだ方がいいのか> と悩む。

 

夫の時のことが頭を過る。夫は強烈な腹痛を訴えて病院に行くことになったのだが、

救急車でなくていいというので、まずは病院に電話で救急で診て頂けるか連絡し、

自家用車で連れて行った。祭日の救急外来は混んでいてすぐに見て貰えなかった。

その間、救急搬送されてきた患者さんもいたが、そちらはすぐに処置室に運ばれたようである。

看護師さんにすぐに見てもらえるように訴えって やっと夫は処置室に入った。

夫は腹部の大動脈の破裂でそのままICUに・・・

ということが思い出されたのだ。

 

<やっぱり、もし脳が原因だったら早い方がイイかもしれない。

      今朝方(正確には先日朝)の めまい事件も有るし>

119を押すには勇気が要る。でも恐れの方が大きかった。

 

無事病院に着いた時は、ホッとした。

すぐに色々な検査をしてくれて、脳梗塞、脳出血は無いということが分かりひとまずは安心した。

<乳がんが脳に転移してたら・・・> という不安もよぎっていたから。

しかし、手は相変わらず動かないまま。

あと、今回の手の症状とは関係ないけど脳動脈瘤が見つかった。

「まだ小さな動脈瘤で心配はないけど、放置すると くも膜下出血になる危険があるので、

  今後経過を診て行きましょう」と言われた。

微妙な気分になった。

 

取り合えず、脳は大丈夫そうなので、手の方はまた今日の外来でということで、

脳神経内科の外来予約と 次週の脳神経外科の外来の予約をしてもらい午前4時帰宅。

もう空は明るくなり始めていた。

 

何日間も過ぎたような気分だ。