VT250FE とにれる出張整備!火花点検、スロットル、ウィンカースイッチetc... | CBF125 LIFE !! - from JAPAN

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すっかり勢いの落ちたブログ更新、今回の更新記事はCBF125の話題では在りません!
でも、CBF125整備にも役立つので見ていってください。

これは、とある友人のVT250FE!
このVT250がまだレストア途中なのですが、こいつがなかなか調子が悪いそうで、
12月某日、僕は整備のお手伝いも兼ねて遊びに行きました。


問題①。
この前の日から、いくらセルを回してもエンジンがかからない...
それどころかときおりマフラーから激しいアフターバーンを鳴らす...
私と友人は手ごろに点検できるところから、まず点火系を疑って作業にとりかかりました。


ここで私は学校で習った受け売り知識を思い出していました。
「エンジン始動に必要な3要素」
・「良い火花」
・「良い圧縮」
・「良い混合気」
です!

これはどういうことかと言いますと、
「最低限これだけやれば、かからないエンジンはないぜ!」
という、動かないエンジンを動くようにしたいときにやらなければならないことを、
系統別にざっくり3種類、一言づつでまとめてしまったものです!

こう書き並べられると、エンジンの修理ってすごく簡単なことのように感じてしまいますよね。
興味ある方はぜひ調べてみてください。

この中でも1番手軽に出来るのが・・・「火花」点火系のチェックでして、
最低限点火があるかないかのチェックをします!

方法としては、
①プラグキャップをプラグから取り外し、
②スパークプラグを、プラグレンチを使ってエンジンから取り外し、
③外したスパークプラグを、プラグキャップに取り付けて、
④スパークプラグの先端をフレームなどに接触させた状態で、セルを回す!



プラグ(点火系)は生きていることがわかりました!
また、チョークを引きながらセルを回すという行為をしすぎて、
カブってしまったプラグはこの点検により復活することもあります



的中!
やっぱり、「かかんね~かかんね~」って、かなり長い時間
チョークを引きながらセルを回してしまったのでしょう、
プラグがカブってしまっていたみたいです。

友人のVT250Fは見事息を吹き返しました!
CBF125は抜群に始動性の良いバイクですが、
やっぱりキャブ車なので同じことは起こりうると思います。ご参考まで。

時折激しいアフターバーンを鳴らしていたのは、
エンジンが始動しないのにセルを回すことによって、
燃焼室からマフラーまで充満した未燃焼ガスが、何らかのきっかけで一気に爆発するから!
おぉ、こえぇ。で、根本的にカブったプラグのせいでその後の爆発まで続かない、
だからアフターバーンが鳴るばかりでエンジンがかからなかった。


■ほかには...

操作系、ボタンとかスイッチとかメンテしてました。
全体的に渋かったので、各部を徹底的に分解・洗浄・組みなおしです!

問題②スロットル。
戻りがかなり悪くて、全開から全閉まで、2秒近くかかっても戻りきらない・・・。
タンクを外し、エアクリーナーを外し、キャブレターにアクセスしました。

普段単コロしかいじってない私にとってはかなり複雑に見えました!笑
最初、僕と友人はワイヤーの錆や、グリップの固着などを疑っていたのですが、
結局はワイヤーの張りすぎだったようです。


グリップも外して脱脂洗浄剤噴射!
安易に握力を緩められないほど、スルッスルになりましたよ!
2個のキャブをいっぺんに開閉しようとするので操作フィーリングは重め。


最後の問題③ウィンカースイッチ。
こちらも動作は渋く、中を洗浄。
入念にやって組みなおしたのですが、あまりフィーリングは改善されず。
まだ砂などが残っているのか、転倒などの衝撃で部品全体が歪んでしまっているのか?

課題を残して、時間切れ!また今度。でした!



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他車ノウハウの流用シリーズ。今後展開するかも。