オイル交換ついでに、右クランクケース開けました。

オイルフィルターというのは、エンジンオイルに混入した不純物をろ過して取り除くためのもの。
エンジンの中は磨耗する部品のオンパレード。特にオートバイの場合、
クルマとは違ってエンジンオイルでミッションの潤滑まで行っているので、金属粉が発生しやすいです。
その磨耗した粉がそのままオイルの流れに乗ってエンジンを循環し、
たとえばピストンとシリンダーのあいだに噛んでしまったりしてはいけないので、
オイルフィルターでキャッチしていつもオイルを綺麗に保っている。
当然、長く使用していれば、フィルターにどんどんゴミが詰まってゆくので、
適切な時期・走行距離によって交換してあげる必要がある。
ふつう、もっと大きなバイクではカートリッジ式になってエンジンの外に露出していて、
簡単に交換できるようになっているのだけれど、そうでないエンジンの場合、
ほとんどのものは内蔵型?とでも言うべきもので、クランクケースを開けないと
オイルフィルターを取り出すことができない。
それだけメンテサイクルが長いよ、ということなのかもしれませんが、、、
やっぱり自分でできるに越したことはない!
2万6000キロも走ってしまうと、僕のCBF125のオイルフィルターはいったいどうなってしまっているのか?


まるでSDカード!
ここに刺さっているのが、オイルフィルターです。
ラジオペンチなどでつまんでみれば、なんてことはない。
ただの『茶漉し網』です。
早速、取り出してみましょう。
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おーっ!! 不純物だらけ!!

キラキラしてきれい?んな馬鹿な!
きっと全部金属粉だから、キラキラしてるんだっ!!

これでまだ、当分このエンジンで走れるね!!

なお、ひょっとしたら、ガスケットが硬化していて、切れたり折れたりしてしまうかもしれないので、
オイルフィルターの手入れをやりたい方はガスケットの注文を忘れずに。
クランクケースを開ける作業そのものは、オイルを抜いて、クラッチワイヤーを外して、
二面幅8mmのボルトをすべて取り除くだけなので、そんなに難しくないです。
いずれ走行距離を積んだときに、『ああ、そろそろオイルフィルター見なくちゃな』
って、思い出してあげてください。