CBF125 チェーンメンテナンスについてあれこれ<洗浄・給油編!> | CBF125 LIFE !! - from JAPAN

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オートバイのもっとも基本的かつ重要な整備として、チェーンの手入れは欠かせないところです。
ほかのCBF125ブログでもチェーン清掃について書いてる記事は一応ありますが、
ここではわたし流のチェーン整備方法を書いてみます。
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☆むかしむかし。
 2012年4月頃の私は、チェーンを取り外して、灯油を張った受け皿の中に漬け込み、
 ブラシでごしごしと丸洗いする・・・という方法をとっていました。

洗い終わったあとに塗布するオイルは、レーシングカートでも使っていたRKのホワイトチェーンルーブ。
以上の作業を2週間~1ヶ月おきにしていたので、確かメンテサイクルは400km~1000km程度だったと思います!


ですが、今では。すっかり、私はこのような方法でのチェーン整備は行わなくなりました。
なぜかと言うと、それは以下のような理由からでした。

①使ってるオイルの粘度が高すぎる!
②だからゴミやホコリをすぐ拾って飴状になる!
③だから整備のときなかなか汚れが落ちない!
④だからウエスなんかで拭くよりも灯油で丸洗いした方が良いことになる!
⑤だから作業時間が長くなって、チェーンの整備が面倒になる!


このような理由で、、、「実は自分のしているのはすごく効率の悪い方法なのではないか」
と思うようになりまして、、、いろいろ試行錯誤してみた結果、使うケミカルを変更しました。


まず、チェーンを洗浄するのに、、、
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チェーンデグリーザーです。価格はだいたい1000円代前半。
これをウエスに含ませてチェーンを拭います。

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ウエスはナップスで買って使い古した、黄色のマイクロファイバークロス(\100)を使用!
それでは、Before/Afterでご覧ください。
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これが、、、
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こう!

違いがお分かりいただけますか?
チェーンとスプロケットに黒く付着していた汚れは完全に姿を消しました。
特にスプロケットの方が注目ですね!全くもって地の金属の色です。
文字通り完全に汚れが無くなってしまったので、かえって細かな傷がわかってくるようになってしまいました。
スプロケの磨耗までバレバレです。これは恥ずかしい!

ここまで綺麗にできるようになった一因は使用したオイルの違いもあります。
このオイル注しの中身は、、、
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実は、エンジンオイル交換で余らせた、ウルトラG4なんです!
オイル注しはライコランドで80円で、G4をこれに入れ・・・

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コマとコマのあいだに狙いを定めて、注入!
これでチェーンの清掃と給油は終わり。ここまでの作業時間はだいたい10分ほどでした。


<解説とか>

・チェーンデグリーザーを使う意味?
 チェーンデグリーザーを使うメリットは、水溶性であること。
 手が汚れても水で簡単に洗い流すことができるし、ウエスだって水ですすぐことができる。
 そのくせ洗浄能力は通常チェーンクリーナーと遜色がないから非常に魅力的!
 ただ、アルミやアルマイト面を変色させたりするので注意が必要。

・エンジンオイルでの潤滑について
 余った残りのオイルを使えるってのがいいじゃないか。潤滑性能もおおむね問題ないようです。
 今回使用したようなオイル注しを使えば、スプレータイプのルブよりも更に余分なオイルが少なくなる。
 きちんと狙いを定めて最小限のオイルを塗布するようにすれば飛び散りも少ない。もったいない精神!
 (余談ではありますが、チェーンへのエンジンオイル注入自体は結構有名な方法みたいですよ)
 
・メンテサイクルについて
 当然、粘度が低いオイルなのでメンテサイクルは短くなります。
 通常は100kmごと。最長でも200km以内には必ず給油する。
 だけどよっぽどしつこい汚れにならなければ清掃は省略できるため普段の手入れは2分程度!
 これなら、全然苦にはなりませんね!



今までの固いチェーンルブだと、「まだ大丈夫でしょ、、、」と放置しているうちに、
すっかり汚れがギトギトに固まってしまって大変なことになるケースが多かったですが、
エンジンオイルでの潤滑となるとメンテサイクルが短いので、
自然とチェーンの状態にいつも注意するようになりました。

洗浄も気軽、給油も気軽。
自分の愛車と向き合う時間を自然と多くできる今回の方法は、ぜひおすすめしたいと思います。