で、結局どんな腫瘍だったのか、興味あるよね?
私が読者だったら肝心なことスルーしやがって、と怒るターン。
Tセンセに腫瘍を見せてもらって、モニターの撮影もしたんだけど、そりゃあなんとも皮疹どころではないグロさで、白黒にしてもグロなので、絵にしてみた。
反対色で描いて、美味しそうな果実風? にしたかったのにまあまあグロだな…となりました…。
注意喚起終わり。
そうそう、大きさ、間違って前に投稿しちゃった。さくらんぼじゃなくてピンポン玉大であった。全然違うだろそれ。すみません…直しておく。
「イレウスとか腸閉塞とか、危なかった」とTセンセ。
こうなってくると、謎の腹痛は、もう狭い小腸で食べ物を送り出すための蠕動ぜんどうだったことに疑いの余地はなく。
そして、もともとそこにあったもの(状態は不明だけど)が、オプジーボ投与で抑制されてたんだろうと。ちなみにこの腫瘍はリンパ行性ではなく血行性だそうです。血行性は、大きくなって初めてわかるとか…。
劇症1型糖尿病発症騒ぎ(2月)で休薬してすぐ(4月半ば)に腹痛が始まったということは、相当オプジーボが効いてたんだな…。痛みから逆算すると、2月3月スキップしただけで動き出したということよ? 改めておっかないし、この腫瘍の大きさグロさを見て、なんならすぐオプジーボ再開したくなったよね…副作用は命の代償。なんでもいいから(良くないけど)投与投与。今、そんな気分になっている。
これは術後に夫が執刀医から受けた説明の絵。2〜3時間と聞いていたので、夫はコーヒー飲んでのんびりしていたところにピッチで呼び出しがかかり、慌てて面談室に行ったという。1時間7分。みじかっ。私の受けた手術の最短記録だわ。次の手術予定の患者さん、早く呼ばれてびっくりしただろうな。ヘソが縦の切り傷の中心ではなく、ヘソ下の方が長かった。ちょっぴりだけど。ともかく、一生ヘソのゴマ掃除をしなくて済むんだぜ…。
上が、切り開く前に、手でもみもみして見つけた転移先。膨れてる。鎖のような模様は、脂肪。小腸は牛でも脂肪がたっぷりついてるところよね(ホルモン)。下は切り開いたところ。ひだひだの中に無理やり登場して張り付いてる感。濃いめの色のところが黒っぽいと思ってくだされ。
黒い腫瘍は、紛れもなくメラノーマ。今、病理に出してるけど、誰もそれ以外の疑いを持ってないの(笑)。
そして今、皮疹の副作用はしつこく続いているし、昨日から右手指小指の下が痛いのなんの。腱なのかな。カロナールが、腹の傷とともに痛みを抑えてくれている。

