先月 友人に車を出してもらって横須賀市観音崎にある横須賀美術館に鈴木敏夫とジブリ展に行ってきました。そのことがあって、読んだのは鈴木敏夫箸「天才の思考」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的におもしろかったのは、これ。

 

 

 

 

 

「やりますか」

 

 展示会には、鈴木氏が芸能誌からアニメージュをまかされたときのアニメ‐ションを調査したときの資料などが展示されています。雑誌を発行するのにWBS、PERT図などを使って工程を視覚化ししているのは、何もない草原から確実にものを拾い上げていった過程が見えて、デジタルトランスフォーメーション(DX)を学習する人には行ったら面白い展覧会ではないかと思いました。

 

「鈴木さんの脳内世界」

 

 展示されている書籍やDVDはレンタルをやっていたころのTSUTAYAかと思うぐらい名作ぞろい。タイタニックはジェームス・キャメロン監督の作品まで全作品そろっているし、キアヌのマイナーな映画「ギフト」までありました。

 

 

 結局、ものを生み出すってデジタルもアナログも関係がないと思うんですよね。デジタルに頼ったら、電力がない世界では、物は生まれません。最近、AIや仮想にばっかり気を取られて、現地現場現物を見失ってしまう人が多いのでは…と不安になります。

 

 

5月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:2154
ナイス数:14

アドルフに告ぐ(3) <完> (手塚治虫文庫全集)アドルフに告ぐ(3) <完> (手塚治虫文庫全集)感想
戦争が終わり、カウフマンはパレスチナへ、カミルはイスラエルへいき、虐殺を繰り返す。1940年ごろ、神戸では仲の良かった二人が幾多の戦いを経て、30年後に対峙して殺し合うなんて、すさまじいラスト。生き残ったカミルも10年後に爆破事故で死亡。血と砂の味がするラスト。


読了日:05月29日 著者:手塚 治虫

 


アドルフに告ぐ(2) (手塚治虫文庫全集)アドルフに告ぐ(2) (手塚治虫文庫全集)感想
峠は、弟がドイツから送った秘密文書を追って日本の特高の闇にはまり、アドルフ・カウフマンは父のたっての希望で、ドイツに行き、ヒットラーユーゲントに編入。アドルフ・カミルの父はポーランドに同胞を助けに行ったがドイツ軍に捉えられてしまう…。


読了日:05月29日 著者:手塚 治虫

 


アドルフに告ぐ(1) (手塚治虫文庫全集)アドルフに告ぐ(1) (手塚治虫文庫全集)感想
「関心領域」を見て、懐かしくなって再読。学生時代は土地勘がなくて肚落ちしなかったけど、今のほうが迫るものがあります。何が怖いかって、当時を生きてきた人が書いたものだから…。人の心の痛みがわからないAIには描けない物語。


読了日:05月29日 著者:手塚 治虫

 


天才の思考 高畑勲と宮崎駿 (文春新書 1216)天才の思考 高畑勲と宮崎駿 (文春新書 1216)感想
横須賀美術館で開催されている「鈴木敏夫とジブリ展」(2024年6月18日まで)に行ってきました。アニメージュの編集長時代、宮崎さんと高畑さんとの出会いからジブリの立ち上げまで、生々しい資料が残されており、活字でも確認したくこの書籍を買いました。  スタジオジブリは徳間書店の休眠会社甍企画(3600万円借金あり)から始まり、命名を検討した結果、イタリアの戦闘機のGHIBLIからとった話には特にびっくり。他にも驚くエピソードが満載。


読了日:05月27日 著者:鈴木 敏夫

 


旅行読売 2024年 06 月号 [雑誌]旅行読売 2024年 06 月号 [雑誌]感想
東京駅から歩こうという気力が湧く本。道筋がわかりやすいのと、普段見落としがちな石碑なども載っていて参考になります。


読了日:05月10日 著者:

 


ロバート・オッペンハイマー ――愚者としての科学者 (ちくま学芸文庫)ロバート・オッペンハイマー ――愚者としての科学者 (ちくま学芸文庫)感想
映画「オッペンハイマー」をきっかけに読んだ本。映画を3回見ましたが、映画で考えた仮説をこの本で確認することで、映画の理解が深まりました。ノーベル物理学賞をとった朝永振一郎氏、湯川秀樹氏ともプリンストン高等学術研究所で交流があったとは。
読了日:05月03日 著者:藤永 茂

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