もう活動して10年目になるというのに、グループ名を認識したのは昨年。

 

試しにライブにいってウインク

 

そして、

 

はまってしまいました爆  笑

 

 

 昨年行ったライブの中では、一番よくて、今年1月に発売されたBDを何度も何度もオニリピ。オリコンチャートのトップ3には入ってこないけど、確実に会場を熱くするアーティストだと思います。

 

 

 まず、第一にアリーナで響く音が全然違います。

何に凝っているのかわからないのですが。この後、SHIBUYA O-EASTのライブに行ったんですが、ライブハウスとは思えない音響で背筋に悪寒が走ったほど。上記のBDでも音響の方がでてきますが、拍手喝さい。

 

…下手をするとアーティストよりも拍手が大きかったのでは。

 

パンフレットを購入していないのですが、バックでKalafinaを支えるオケの方々もすばらしい方々で、生の音楽とコーラスを十二分に楽しませていただきました。

 

 また、セットや衣装も計算されて尽くしていたと思います。

※これらの4つの画像はマイナビニュースからお借りしました。

 

1.最初のアカペラの衣装では、遠くからも見栄えがする着物の衣装。

2.静から動にかわると白の衣装

曲調としては、祈り、ミステリアスなものがあるのですが、ライトで変化をつけており、アンコールまで衣装替えなしで終演までひたするコーラス。「遠方席の観客のことに気が付いてないだろう」なアーティスト(例えば、セット光と衣装の色調が同じ、モブとメインの色調が同じ)とは雲泥の差で。とにかく、遠方席からどのように見せればいいかを考えつくされていることに感動しました。

 

#ちなみに上記のアーティストさんにはBDをプレゼントしてきました(^^;。

気が付くといいのですが…(祈)。

 

そして、最後はアンコールで客席から登場。

このデニムのドレスも決まっていました。

 

K-POPやほかの洋楽はやたら「女で媚売っている」感じで辟易することが多いのですが、彼女らのセクシーさは別の次元にあると思いました。音楽が奏でる世界を体現している性別を超えたかっこよさなんです。

 

かくいう私はどこにいたかというと、天井席でございました…。

当時はまだ沖縄勤務でしたから、交通費4万円何某かけていくのか迷ったのですが、行って「この最高のライブの一部になれてよかった」と思いました。

また、ファン層の方も年代がさまざまですが、ボードやペンライト(このとき、Kalafinaはペンライトはありません)でアピールするようなファンは皆無で、ひたすら、Kalafinaの作り出す音楽にひたるという感じで、音楽にひたるという幸せな時間でした。

 

BDを聞いていますが、K-POPとは違って、バックの音もすばらしいです。今もこれを書きながら、ライブのBDを横目に見ています。

 

印象的だったのは、7曲目のring your bellのときのこと。

この曲では声楽をやっていたというWakanaさんのとんでもない高音を聞くことができます。それにしてもライブでこの高音が聞けたということが本当にスペシャルでした。ほかのライブでは「キーを落として歌っている」「コードをアレンジして歌っている」とがっかりすることがほとんどだったんですが、ライブであの高音を実現させるなんて信じられないびっくり

 

 

この曲を歌った後、こんな話がありました。確か出だしはKeikoさんだったと思います。

「最初の武道館のとき、梶原さんに『旗を立ててきなさい』と言われたんです。ちょうど1週間後、この旗のMVを撮影するときに旗が並んでいるのを見て、そのことを思い出しました。

 

wakanaさんも

「あのMVを撮るとき、夕焼けが本当に美しくて。

WakanaさんとKeikoさんが収録のとき、応援してくれて、

いっしょにあの夕焼けを見ることができて感動的でした。」

 

Keikoさん

「そうそう。私たちは先に収録を終えて、『あそこにWakanaが』なんて言っていたんです」

 

そういう話からはてもなく、旗がなびいているイメージが湧き上がってきて、涙が出そうになりました。

 

一番の盛り上がりはキーチューン「音楽」

会場を盛り上げるリーダーシップをとるKeikoさん、

上段にたって、美声でつなぐWakanaさん

会場をくまなく底上げするHikaruさん

 

 この場では席に関係なく、Kalafinaさんの音楽ワールドを愛する人は等しく、その1部になれるんだと実感できました。最近、コンサートその他でなんか置いてけぼりをくらっていることが多かったせいか、癒された瞬間でした。

 

#BDや写真といった記録媒体からは推し量ることは難しいと思うのですが。

 

一番盛り上がったのはラストのラスト。

あまりの盛り上がりに、アンコールのあと、もう一度、彼女たちがでてきてくれたのです。

もう1曲ということで、何も準備していないという彼女たち。たまたままだ帰る準備していなかったキーボードの方を呼んできてごにょごにょ相談。

 

そして、Sprinterをバラードで披露してくれました。

キーボードでリード、そしてそれぞれ3人のコーラスが覆いかぶさって…。

 

びっくりするのは、本当にぶっつけ本番であれだけのパフォーマンスだったということ。

 

keikoさんによると、
この歌を選んだのは、「昨年、初めて武道館でライブをやったとき、最初に歌ったのがこのSprinterだったから」なんだそうです。

 

\君に会いたい/

\君が恋しい/

\君に会いたい/

\君がいとしい/

 

このフレーズにそれぞれが思いを込めての大合唱でした。

 

◇セットリスト

01. アレルヤ
02. believe
MC
03. storia (NHK「歴史秘話ヒストリア」オープニング・テーマ)
04. 星の謡 (9/16)/花束 (9/17)
05. neverending (9/16)/君の銀の庭 (9/17)
06. 胸の行方
07. ring your bell
MC
08. 夏の朝
09. 追憶
10. red moon
11. Magia[quattro]
12. to the beginning
MC
13. blaze
14. destination unknown
15. identify
16. signal
17. 音楽
MC
18. into the world (NHK「歴史秘話ヒストリア」新エンディング・テーマ)
encore
en01. overture 〜 in your eyes
en02. One Light
MC
en03. 光の旋律 (9/16)/ひかりふる (9/17)
en04. symphonia (9/16)/未来 (9/17)
w.encore
w.en01. sprinter (9/17)

 

 

 

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