
私は興福寺ってもっと小さなお寺だと思っていたのですが、壮大なお寺だったんですね。
現在、中金堂の建設が進んでおります。(詳細は興福寺のページにて)
■今しか見ることができない建設中の中金堂


この中金堂の前で、再建勧進の受付がありました。
勧進のランクは次の通り。
丸瓦、平瓦 1枚 1,000円
軒丸瓦、軒平瓦 1枚 5,000円
外天井板 1口 2,000円
内天井板 1口 5,000円
仏像荘厳具 1口 10,000円
垂木材 1口 20,000円
柱材 1口 50,000円
棟木材 1口 100,000円
瓦1枚、1000円で勧進できます。その瓦には、自分の名前と文字を入れることができます。突然のチャンスに何を書いたらいいのか、わからない私に、係のおじさんがこんなふうにアドバイス。
「一文字だったら『和』とか『絆』と書く人がおおいですね。あとは『感謝』とか」
20年ぶりに握った太い筆で私が描いたのは『絆』

そんな私を背後で見ていた父や母も参加。家族で3000円の勧進となりました。
今年の一文字を書くことで、今年1年生きた意味を見た気がします。
ちなみに、父は『永生(ちょうせい)』。中国語で永く生きて、役割を全うするという意味があるそうです。母は『感謝』。こうやって一文字を残していくことに何か意味があるかもしれません。
「長男や次男やその家族の名前も残したいね」
という母の発案で、来年も行くことになりそうです

ここからは再建計画中の興福寺です。これから、どう変わっていくかが楽しみですね。
■東金堂から五重塔

■五重塔

■猿沢の池から五重塔を望む

■南円堂

■南円堂の後ろ

■北円堂

■三重塔
この三重塔は、鎌倉時代の建物ですが、興福寺で一番古い建物だそうです。

■こんなふうに南円堂から東金堂、五重塔が並んで見えるのも残りわずか。
