ようやくサムライジャパンが帰ってきました。
なんと、関西空港には4200人ものファンがつめかけたそうです。

$ぽれぽれドライブ

私がGWや年末年始に関西空港にくるときは、いつもガラガラの空港に、こんなに人が入るとわ~。

ところで、深夜、NHKで放映された記者会見の模様、監督や選手のコメントになんだか感動しています。言葉だけ、とりだしても、1年後読んだら、何も意味を持たないかもしれませんが、覚えておきたいコメントをピックアップしますね。

■岡田監督

「選手たちは、自分たちで考え、自分たちで戦ってくれた。今までいくつもチームを作ってきたが、1,2を争うチームだと思う。もう1試合させてやりたかった」

■本田

「(ワントップは)非常にやりやすかった。後ろがきっちり守ってくれ、迷いなく前線にいられた。」

 カメルーン戦の直前に行ったジンバブエ戦で初めてこのフォーメーションにしたとか。岡田ジャパン、大きな賭けでしたが、きっと「選手たちが自分たちで考え、自分たちで戦ってくれた」という監督の一言につきるのでしょうね。

■川島

「日本を背負っていくという気持ちで行った。失点が少なかったことは良かった。チームの結束力と、DF陣のおかげ。」

 そうですね。いかに相手の攻撃範囲を狭めるかってのが「効果的なディフェンス陣」だと思うのですが、今回はまさにそれでしたね。野球で言うと、「打たせてとる」ってなところでしょうか。

■パラグアイ戦でPKを外した駒野友一選手(28)

「メンバーに励まされ、前を向いて帰ってこられた」

 あの庇いあう姿に感動しました。チームの貧乏くじは、誰にまわってきてもおかしくないと思うんです。今回は駒野だっただけで。

 「貧乏くじ」をひいてしまった人が責められることが多いけれど、でも、負けたのはその人の責任ではないと思うんですね。根本的な原因が解決されない限り、誰でも、エースであっても、その「貧乏くじ」にあたるかもしれないと思うんです。

 今回の根本的な原因は、ルーズボールがとれなかったこと、確実にゴールをとる態勢に持っていけなかったこと・・・でしょうか。パラグアイの選手のほうが、すごくピッチをよく見ていたような気がします。「ほとんどファウルか」なことも、審判に見えないところでやってましたよね、たぶんあせる

 話がそれましたが、

 メンバーはみんなわかってたと思うんですね。勝つのも負けるのも、個人ではなくチームの力・・・・。何かがパラグアイの選手とは違っていた・・・ってこと。紙一重のようで、なかなか超えられない壁みたいなものがあったことを思っていたかもしれません。

 #うまく言葉じゃ表現できないですが。

 などなど、いろいろ勉強させてもらいました。この言葉の裏に隠された思いと選手たちの経験、ひとかけらの共感を大事に心に抱いていきたいと思います。

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読売新聞