クローズアップ現代で特集されていました。



全国6つの映画館で公開開始がされたそうです。



いまだ都内団体からは抗議が殺到し、警備員をつけて上映をしているところもあるようです



また、太地町の漁師たちは"the cove"は日本の食文化への差別的な映画だとし、



映画のなかに虚偽の発言があると主張したり、



意図的なシーンのつなぎ合わせがあると不満をもらしているようです。



たしかに偏った見方をしている映画ではありますが、



イルカ漁についてより議論をしていくために、もっと積極的に上映をしていくことが必要だと思います。



以前、都内大学で教材として上映しようとして、抗議団体によって中止されたといいます。



これでは、日本の文化について学生が意見を交わすこともできなくなってしまいます。



上映に対しての抗議がまだまだあるようですが、カルチャーを発信する場としても公開はするべきだと思います。



今後、もっと多くの映画館で"the cove"が上映されることを期待します。

「特定非営利活動法人 浜松子どもとメディアリテラシー研究所」



子どもたちのよりよいメディア環境をつくっていくため、


メディア環境に関する子どもや大人の学びを支援するとともに、


学びを通じて市民の知恵を集め、研究、提言していくことを目的に活動しているNPO法人です。


子供とメディアの健全な関係を築くため、メディアとの適切な付き合い方を指導しているようです。




ブログでは活動内容についての報告がされており、浜松市周辺の小・中学校で積極的に活動を行ってるようです。


主な活動は講座事業で、フォーラムシアターという手法を活用して開催しています。


<フォーラムシアター>とは、


人々が、演劇を通じて、問題の解決方法を探る場のことであり、


身近な問題で、解決のつかない状況を観客に示し、


参加者が「その状況」について、ともに考え、解決方法を探っていくというものです。




市民向けでは17年3月~20年2月に静岡市女性会館「思春期の子育て不安解消講座」など5箇所。


中学校区健全育成会向けは17年11月~19年11月に浜松市立南陽中学校健全育成会地域部講座など8箇所。


中学校生徒向けは18年7月~11月に浜松市立西部中学校生徒対象情報モラル講座など2箇所。


小学校児童向けは18年7月~19年3月に芳川小学校生徒保護者対象PTA講座など2箇所開催したということです。




浜松子どもとメディアリテラシー研究所ブログ

http://meriken.hamazo.tv/e2154345.html




子供が小学校に入学するくらいまでは、少し熱が出ただけでも親は仕事を休まなければならず苦労すると思います。


そのような問題を解決してくれる「NPO法人フローレンス」という会社が社会的企業として成功を収めています。


事業内容は病気にかかった子供の自宅保育をするというもので、働いているお母さん、お父さんにうれしいサービスです。


この会社は経営に特徴があり、公共サービスの提供を目的としながら国から補助金を受けることはせずに、利潤が少ない公共サービスを独自に成り立たせているそうです。


フローレンスの代表理事は補助金を受けない理由として、補助金を受けることで国の制約がかかってしまい、民間の柔軟な発想が失われる可能性があるからだ、としています。


また公共サービスを提供するとともに、利潤を出していかなければ安全・安心な経営はできないと述べています。


このような社会的企業は日本において増加傾向らしいですが、イギリスなどの欧米に比べまだまだ市場規模は小さいのだそうです。


*社会的企業の市場規模

 5兆7,000億(イギリス)
 2,400億(日本)


社会的企業は、営利と非営利が混合するハイブリッドな経営のなかでいかに利潤を出し、よりよいサービスを提供できるかというところが重要になってくると思います。


本当は国がこのような公共サービスを提供できればそれでいいのでしょうが、行政がおこなう公共サービスにも限界があります。

公がカバーできない、必要となった公共サービスを「新しい公共」として補っていく必要があると思います。


参照記事:http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/highlight/o1_236.html

       http://www.systemken.org/2008.8.5.html