太宰生誕百年ということで、本屋では太宰の本が多く平積みされてますね。
僕も何冊か今年読んだけど、正直なんだかなぁーでした。
で、いよいよ人間失格。
これ読むと太宰は、この1作を書くために生まれてきたんじゃないか、と思うような作品ですね。
太宰の人生は、結局この本を書かせるためのものだった。
恥の多い人生とか人間失格とかネガティブな言葉満載だけど、実際の太宰はかなり魅力的(女性から見て)なんだろうな。じゃなきゃ何人もの女性が心中までしないだろう。なにより次から次へ女性と暮らしてるわけだし。
バーのママの言葉の「彼は神様みたいな人でした」といわせる不思議な魅力あふれる人間太宰。(自分でそんなこと書いてるということは、本人もまんざら気付いてない訳じゃなかった?)
本人の独白じゃなく、関係者(女性)から見た太宰像も知りたいと思った。
こんな生身の自分をさらけ出した本は、他に知らない。
