そう。僕は歌を聴くとき、歌詞を聞かない派です。
音楽は音を楽しむもので、文学を楽しむものじゃない。
「たかが歌詞じゃないかこんなもん」なんてサザンの桑田さんが書いた本(多分)。
歌詞重視の人は桑田さんの歌のよさなんてわかるわけない。だって桑田さんは歌詞をわからないように歌ってるから。
歌詞カード見てやっとわかるような曲は、音でわかる範囲でだけ聴くのが正しい。
桑田さんの書く歌詞はいいって?それは認めるけど、桑田さんの音楽のほんの一部であって、核心じゃない。
そもそも歌詞を中心に音楽を聴くと、歌詞がまったく理解できないフランス語やスペイン語やインドネシア語の音楽なんてちっとも楽しめないでしょ。その点僕はどんな言葉の歌も楽しめます。
歌詞の内容は、参考程度にわかった方がいいけど、そんなに重要じゃない。
歌とは歌詞を伝えるってのもあるけど、それよりもっと声の表情とか息づかいとか力とかで感情を伝えるもの。
で、日本語の歌の場合は、いくら歌詞を重視しないといっても、どうしても少しは聞こえてくる。あたりまえだけど。
そんなとき歌詞の内容もちょっとは気になる。女子高生の恋愛日記みたいな歌詞じゃ、いくら歌がうまくても、聴く気がなくなる。たとえばドリカム。
そんな聴き方の僕に、やっぱり絢香さんはぴったりなんです。歌詞も気持ちを前向きにさせてくれるし、なにより声の表情がいいのです。