玄侑宗久著
アメーバつながりというわけじゃないけど、ちょっと前に読んだ瀬戸内寂聴さんとの対談で話題にしてた本で、気になってた。
末期がんの主人公が、病床で見るいろいろな体験の話。
いわゆる臨死体験物の小説です。
主人公が体験する錯乱した状態(といってもアミービックのように訳わからないことを書いてる(考えてる)んじゃなくて、今経験してることが、今のことなのか、過去のことなのか時間・場所の感覚がなくなってしまうような状態)とその家族の物語。
明るい、誰からも好かれる主人公が、死に臨むにあたって、経験するあたたかい家族との思い出、いろいろな人との出会いなど追体験しながら死んでいく。死んだあとも、続いていく意識。
読んでいてすごく心休まるような話です。
これも主人公の人格のよさから出てくるのかな?僕みたいな人間はやっぱりこんな安らかにはいかないんじゃないかな?
まじめに生きよう!!と思わせる本でした。
