フィリップ・ゴーレイヴィッチ著 上・下巻
読むのがとてもつらい本
ルワンダっていう国知ってますか?
アフリカ中部にある小国で、この国で1994年にジェノサイド(民族虐殺)により、800万人の人口のうち約80万人が殺されたんです。
フツ族がツチ族を虐殺。フツとツチっていったって、言葉も、宗教も、住んでる場所も、外見もほとんど変わらない。フツ・ツチ間の結婚も普通に行われてたのに、、、、
間違った指導者によって人間っていとも簡単に昨日までの隣人を殺すことができるなんて。それも銃とかじゃなく、斧とかこん棒とかを使って。この小さな国には、殺人者と被害者しかいないんじゃないかと思う。
ジェノサイドが終って、フツは難民として周辺国に移住するが、世界の支援団体は、難民ということで、殺人者側のフツ族を援助しつづける。そこで、国際援助の金によって、再武装を始めるフツ族のリーダー。
周辺国からの難民の帰還によってふたたび一緒に暮すことになるフツとツチ。両民族間にある疑心暗鬼。
すすまない裁判。裁判やろうにもフツの人口ほとんどが殺人者かほう助者だ。
こんな20世紀最悪の事件があっても、日本では、ほとんど報道されてなかったんですね。
ルワンダの首都キガリの航空写真です。

