大塚公子著
死刑物何冊目か。
死刑を考えるには、加害者・被害者それに裁判官・弁護士・検察。
それに忘れてはいけない立場として、死刑執行人という立場がある。
死刑執行人といっても普通の公務員。刑務官と呼ばれる人。拘置所や刑務所(刑場は刑務所ではなき拘置所にあることが多い。死刑は首絞めのみが刑で、他の犯罪者みたいに刑務つまり刑務所内での作業はしない。だから未決囚と同じ拘置所に収監が基本)に勤める看守が順番で勤める。
首に縄をかける係り・足を縛る係り・足場を落とすためのレバーを引く係り(今はボタン式で、ボタンが複数あり、誰のボタンで作動するか、つまり誰が直接手を下したかわからない仕組み。)で執行が行われ、拘置所(刑務所)長や教誨師・検察医他後処理を行う職員なども立ち会う。
いろいろなタイプの死刑囚。宗教的な深みを見せるもの、おとなしく観念するもの、恐怖のあまり気をうしなったり、力の限り暴れたり。
個人的にはなにもうらみも無い人を殺す。
この人たちの負担はどう考えても重すぎる。
