僕は公衆の面前でいちゃついている。
色白のロン毛と。
なりゆきでそうなった。
周りの景色は見えていない。
お互い顔を見つめて、触って、時々舐めて、、、、、
どのくらいたったのだろう。ふと我に返る。
遠くの方でなじみの茶髪が僕を見つめているのに気付く。
僕は目をそらそうとするが凍りつく。
茶髪の目が潤んでくるのがわかる。
動揺する。
僕の体はまだ今の快楽を続けようとする。
心臓が高鳴る。
沈黙。
突然茶髪がロン毛に噛みついた。
こんな修羅場は初めてだ。
どうすることもできず立ち尽くす僕。
『僕が悪かった!』言葉が出ない。
出たとこで通じない。
しばらくもみ合いが続いた。
茶髪とロン毛は一つの檻の中。
僕は檻の外。
キャインキャイン。
ペットショップで差し出した僕の手を巡ってケンカした二匹の犬。罪作りな僕。
あ~犬飼いたい!