JRAの角田大河騎手が死去していたことがわかった。21歳だった。JRAが10日に発表した。

1日夜に、函館競馬場で自ら運転する自動車で馬場内へ侵入して芝コースを損傷させ、3日から騎乗停止となっていた。

大河騎手は、父が元騎手の晃一調教師(53)、兄も大和騎手(22)という競馬一家に生まれた。22年度の新規騎手免許試験で、成績優秀者に贈られるアイルランド大使特別賞を受賞。栗東の石橋守厩舎に所属して、同年3月にデビューすると初騎乗から2連勝を挙げて脚光を浴びた。

死去の日時や死因などは、親族の意向によりJRAとして回答を差し控えるという。




大河さんは騎乗停止になったことにひどくショックを受けていた。


こんなにおお事になると思っていなかった。軽はずみな行動をした自分を恨んだし、情けなく思った。


家族の顔にも泥を塗ってしまった。家族は優しく励ましてくれるが、今はそれも辛い。

金銭問題も抱え、考えれば考えるほど追い詰められていく。


とにかく逃げたい。楽になりたい。もう何も考えたくない。


解決策は、それしか思いつかなかった。


本人は自分の限界はここまでだったんだと、悲しく思いながらも納得している。