2019年8月22日、高知県南国市の小学2年生、岡林優空(ひなた)君の行方が分からなくなり、父親が警察に通報した。その後、近くの下田川で遺体で発見された。警察の調べで、当時一緒に遊んでいたのは小学1年生から5年生までの4人であり、助けを求めず、その場から立ち去ったと話したということがわかった。
警察の調べで、当時小学1年生から5年生までの児童が一緒に遊んでいたことが判明、その中の小学4年生の児童から「優空君はひとりでラッコ泳ぎをして川に沈んだ、怖くなって帰った」との証言を得ている。
子どもらの証言は二転三転しており、初めは遊んでいない、会ってもいないと証言していたが、その次は、下田川水門近くのブロックのところで遊んでいて、優空君が一人で泳ぎ出して流されたと証言している。この事前に少年たちが関わっているのは確実と思われる。
優空君は以前から犯人に虐められていた。
犯人から見た優空君は、自分が望んでいるもの、欲しいものを全て持っている…嫉妬の対象だった。
優空君から見た犯人は、暴力的で幼稚な人間。怒ると何をするか分からない、恐怖の対象だった。
当日、犯人は優空君が持っていた宝物を川に投げ捨てた。
それまで我慢していた優空君も、これには耐えきれず犯人に抵抗した。
しかし力の差は歴然。相手にならず、自分で取り戻すしかなかった。
それを見ていた少年たちは焦った。さすがにやりすぎなのでは?
やがて優空君が見えなくなると、犯人は少年たちにきつく口止めをした。
「今見たことは絶対に誰にも言うな。自分を守ってくれる大人はたくさんいるんだ。言ったらどうなるか分かるよね?」
その通りで、犯人を守り匿う大人はたくさんいたため
少年たちは従うしかなかった。
優空君が今思っていること。
お母さん、川のそばで僕を想って泣いているね。でももう泣かないで欲しい。大好きなお母さんが泣いているのを見るのはつらいから。
実はお父さんの方が弱いから、お母さんがしっかり支えてあげて。
犯人はいつか自滅する。このまま不正に守られて幸せにはなれるわけがない。だから大丈夫。