2000年10月20日午後5時頃、岡山県岡山市網浜に住む旭東小学校2年生の駿河秀斗くん(当時8歳) の行方が分からなくなった。

秀斗くんはこの日、午後4時10分頃に同級生3人と下校し、午後4時30分頃帰宅。ランドセルだけを玄関に置いてすぐに出かけたという。当時、家の中には家族がいた。5時頃に秀斗くんが自宅から数十メートル離れたところにある公園の脇を歩いているところを同じ小学校の児童が見たのが最後の目撃情報となった。

岡山県警は事故や事件にまきこまれた可能性もあるとみて捜査を続けているが、現在も秀斗くんの行方は分かっていない。



秀人くんは家族と喧嘩していた。


一方的に、理不尽に叱られた気がして頭に来ていた。


家族のことは大好きだけど、今日はなぜかムシャクシャした気持ちが止まらず


とにかく家にはいたくない。そう思って家を出た。


僕がいなくなって心配するだろうか。それでいい。叱ったことを後悔すればいい!


家族があたふたと自分を探す姿を想像すると、なんだか面白くなってきた。


門限をすぎてからこっそり家の中を伺うと、自分を探している様子はなかった。


がっかりした秀人くんは再び家から離れた。


とはいえ行くあてもない、お腹も空いた…。


そんなとき、秀人くんに声をかけてくる人物がいた。


とても優しい人で、秀人くんを大切にしてくれた。


遠く離れた場所へ連れられ、秀人くんはそこで幸せな生活を送る。


今も元気に生きていて、楽しく暮らしている。