色が
去年のと比べると、絵に騒がしさがなく寂しい感じになってしまいましたが、それは今回は絵に意味を込めたからです。
丑年っていうのは、ゆっくりだけど確実に一歩を踏み出せる躍進の年だそうです。だから一歩を大切にして間違いなく進んで行こう、ということを絵にしました。描きだす前にイメージしてたような雰囲気はでませんでしたが、描き直す時間もないので今年はこれで決まりです。
私は色彩センスが乏しいので、色にとても時間をかけてしまいましたが、左にようにしました。右のように真っ白にしてみても思ったよりクールな感じで良くて、一年のはじまりってことでまっさらでいいと思ってんですが、絵に楽しさがなくなってしまったんでボツ。
情報量が多い絵って、見てて楽しいじゃないですか。それはオブジェクトの数や書き込みなどから生まれますが、色もかなり重要なものですよね。絵画なんかはそれの綺麗さを楽しむところがありますし。
漫画を描いてて思うのですが、私の原稿には「色」がないんですよ。画面が白い。
漫画ってのは基本白黒ですが、描きこむことで読み手に色を想像させることができます。例えば何の模様もないまっさらなシャツは白に見えますが、ワンポイントや模様があるだけで自分で勝手にその服を着ているキャラに合う色を想像してしまいませんか?それは模様などの情報があるからで、情報は漫画では描き込みから生まれます。(トーンでも表現しますが)
漫画は絵だけじゃないし、「明稜帝 梧桐勢十郎」のかずはじめさんなんかは全体的にしろい透き通った絵を描きます。だけど漫画は絵ありきなので、私はそういう意味でも楽しめる作品を描けるようになりたいと思います。
ちなみにそういうとこで参考にしているのは、ワンピースもそうですが、なんといっても私の好き漫画第一位熊倉裕一さんの「王ドロボウJING(KBJ)」ですね。世界観が最高です。

