LOCHLOMOND
AGED 12 YEARS
INCHMURRIN
SINGLE MALT
SCOTCH WHISKY
NON CHILL-FILTERED
産地:スコットランド ハイランド地区
原料:モルト
容量:700ml
アルコール:46%
樽構成:アメリカンオークカスク
小売価格:3,800円
色:琥珀色
トップノート:4
アタック:2
香り:バニラ、ハチミツ、アーモンド、ラベンダー
味わい:ハチミツ、大麦麦芽、麦畑、巨峰、チリペッパー
アルコール感:3.5
ピート感:2.5
総評:4
■ ロッホローモンド12年インチマリンについて
ハイランドにあるロッホローモンド蒸留所ではピートの強弱が違うブランドをリリースしておりインチマリンはその一つ。
(インチマリンとはネス湖とともにスコットランドを代表するローモンド湖[ロッホ・ローモンド]の中で、昔から宗教的な島として知られていた最大の島の名。)
(インチマリンとはネス湖とともにスコットランドを代表するローモンド湖[ロッホ・ローモンド]の中で、昔から宗教的な島として知られていた最大の島の名。)
■ テイスティングノート
香り立ちはバニラエッセンスの甘み。
バニラウエハースのようなお菓子。
アーモンドの芳ばしさ。
奥からレザー感やラベンダー。
アタックはさほどなく、これぞバーボンカスクといった良い香りがします。
味わいは口当たり滑らかでハチミツの甘みとコク。
大麦麦芽の蒸された甘み。
麦を思わす草感。
熟した巨峰の酸味。
ピリピリとしたチリペッパーのスパイスが喉を温め長くフィニッシュ。
■ 12年インチマリンの考察
ロッホローモンドのインチマリンですが、ベースの酒質には赤ラベルのスタンダードロッホローモンドの味わいが残ってます。
まあこれもスタンダードなのですが、インチマリンは赤ラベル12年よりスパイシーさが格段に増してます。
そして鼻に抜ける12年の芳醇さはサントリーウイスキーでもなかなか感じることが出来ない嗜みです。
やはりロッホローモンドの46%は美味しいんですね。
以前10年のカスクストレングスを味わいましたが、芳醇さよりも固さの方が印象的でした。
正直、加水とか割りとか手を加えずに嗜みたいタチなので、どうしてもカスクストレングスの固さに臆病になっています。
しかし予想通りスタンダードロッホローモンドは満足いく味わいで良かったです。
飲み応えとコスパの面で最強のウイスキーだと思います。
あとはスタンダードロッホローモンドですと、残すはインチモーンでしょうかね。