みなさん、日本全国コロナ禍の中いかがお過ごしですかね。
なんか大変なことのようですが、全ての日本人が一致団結して一つの物事に取り組んでる様子は、なんか良い面も感じられますね。老若男女、職業不問での取り組みですよ。
しかし新型コロナが無ければ生きれた命がほとんどですので、不謹慎にも「良い面」というのは無かったですね。申し訳ないです。
感染対策をしつつ山形観光に来たのですが、山形県は感染者数がゼロ記録更新中ですよ。
まず「即身仏」巡りをしようかなと思ったんですが、感染防止のため公開は中止してるみたいですね。仕方ありません。
「修行山 南岳寺」には即身仏の『鉄龍海上人』が安置されています。また来ますね。

やって参りましたのは、山形県は鶴岡市下川にあります「龍王尊 善賓寺」です。
読みは「ぜんぽうじ」で旧字使いですね。グーグルマップには「善宝寺」となってます。
平安時代の938年に始まり、本尊は薬師如来になります。
1990年の人面魚ブーム発祥のお寺としても有名ですね。
文化財の五重塔は明治26年(1893年)に建立。

文化財の山門は1862年に再建。
どの角度から見ても壮観にして偉観でありますね。
建築の完璧さが分かります。


文化財の五百羅漢堂は1855年に建立。
釈迦三尊をご本尊に計五百羅漢像として祀られています。


八百万の神々の国において仏教の真理や懐具合は非常に合致していることが分かりますよね。

本堂の龍王殿は室町時代の1443年に建立。
凄い屋根ですね!どうなってんですか?このデザイン力は。
彩色も赤々しすぎず非常に落ち着いた本堂ですね。
ここ龍王殿は何とも珍しいんですが、
中央の菊の御紋は有栖川宮家の御霊牌所、左が善寶寺龍道大龍王と戒道大龍女の二龍神、右が歴代住職位牌が祀られています。
神仏混淆(しんぶつこんこう)ってやつでしょうかね。すばらしい。