昨今、日本の捕鯨文化が世界から白い目で見られていますが、
密猟や乱獲と違い、こうしたクジラへの知識の造詣や歴史の軌跡を残す精神が文化なんだなとしみじみ感じますね。
生態実態調査の成果など生物へのリスペクトが感じられます。
これが研究という大義名分の捕鯨という先進国のあるべき姿なんだろうな。
アリを踏みつけても、クジラはダメという理屈。
一寸の虫にも五分の魂という日本の概念は捕鯨反対派には理解できないだろうな。
これが価値観の相違なんでしょうかね。
おしかホエールランドはクジラの種類や生態など記され、ホルマリン漬けのクジラの赤ちゃんも展示されています。
退役した捕鯨船の第十六利丸(TOSHIMARU No.16)
陸揚げの船ってカッコいいですよね~。軍艦みたい。
クジラを仕留める捕鯨砲。
昔は先端に爆薬が仕込まれていたみたいですね。欧米に批判が続出したので非爆殺タイプに変えたとか。
ミンククジラは個体が小さいのでもともと非爆殺式だったとか。これそれっぽいですよね。
クジラも逃げるのに必死。人も狩るのに必死。
捕鯨はクジラにとって長時間苦痛を伴う漁法みたいですね。
地球の70%を占める海。
その海の解明は5%程度しか進んでいません。
近年ではクジラの個体数管理をしないと他の魚の個体数が減ることが分かってきたみたいです。
可哀想だから捕鯨は一切止めろという声に、国内漁業を守る大義名分。
このジレンマの解決の糸口は誰が分かるんでしょうかね。