JOHNNIE WALKER
RED LABEL
BLENDED SCOTCH WHISKY
 
産地:スコットランド
原料:モルト、グレーン
容量:200ml
アルコール:40%
実売価格:200ml / 420円  :  700ml / 1180円
 
 
総評:4
 
 
色:琥珀色
トップノート:3
アタック:2
香り:エステリー、フローラル、ハチミツ、シェリー
味わい:スモーキー、ハチミツ、ピーティー、モルティ
アルコール感:3
ピート感:3
※数値は5段階で程度の強さを表現しています。
 
 
 
■ ジョニーウォーカーについて
 
創業は1820年。
創業者はジョン・ウォーカー氏。
彼はブレンデッドウイスキーの発案者、アンドリュー・アッシャーと同時期にその着想が出来たと言われているようです。
まるでガソリンエンジンを同時期に発明したカール・ベンツとゴットリープ・ダイムラーみたいなエピソードですね。
その着想は紅茶のブレンドを見て得たらしいです。
当時のシングルモルトはブレンドしなければならないほどそんなに癖があったんでしょうかね?
 
 
 
■ 通称“ジョニ赤”
 
1867年、ジョンの死後、事業を受け継いだ息子のアレキサンダーにより、24度傾斜のラベルデザインや、
のちの色別ラインナップの元祖であるブレンドレシピ「オールドハイランドウイスキー」が誕生しました。
 
1909年にオールドハイランドウイスキーは「ジョニーウォーカー レッドラベル」ブランドとして派生しました。
 
このレッドラベルは通称「ジョニ赤」として長い歴史を歩んでますが、
近年でもその評価は高く、2020年、2021年IWSC金賞、2021年サンフランシスコスピリッツ金賞を受賞しています。
 
 
 
■ ジョニ赤のキーモルトについて
 
 
40種類以上の原酒が使われている中で主要キーモルトとなるのがこの3種。
  • タリスカー(アイランズ スカイ島)
  • カリラ  (アイラ島)
  • カーデュ (スペイサイド)
タリスカーは塩味とスパイス、カリラはスモーキー、カーデュはフルーティーさが特徴ですかね。
 
 
 
■ テイスティングノート
 
香りはエステリーでフローラル香が立ちいい香りです。
ハチミツの甘みが芳醇でふくよかに漂います。
ブレンデッドウイスキーの基礎のような香り立ちですね。
味わいは口当たり滑らかで、柔らかなハチミツとタバコの煙がフワッと口中と鼻腔に抜けていきます。
ピートの余韻が唇を痺れさせ、優しい甘さと辛みが心地よく長く続きます。
 
 
世界一飲まれているスコッチウイスキーはジョニーウォーカーです。
2位のバランタインの3倍の出荷量を誇ります。
 
それが何故なのかは、これを飲んで確かめてみるのが1番の近道です。
 
言葉は要りません。
 
人の評価も要りません。
 
ただジョニーウォーカーレッドラベルを飲めばわかるんです。