*画像は公式ホームページから
 
SUNTORY
THE HAKUSHU
白州
AGED 12 YEARS
SINGLE MALT
JAPANESE WHISKY
 
産地:日本 山梨県
原料:モルト
容量:30ml
アルコール:43%
樽構成:ホワイトオークリフィル樽
希望小売価格:700ml / 8500円
 
 
総評:5
 
 
色:金色
トップノート:3
アタック:3
香り:バーボン香、バニラ、フローラル
味わい:スモーキー、バニラシロップ、トフィー、スパイシー
アルコール感:3
ピート感:3.5
 
 
 
■ 白州蒸留所について
 
白州蒸留所は山崎蒸留所が50周年を迎えた記念に新たに造られたウイスキー製造所みたいですね。
山梨県北斗市白州町は首都圏からのアクセスが良く、自然豊かで50キロ圏内に多くのリゾート観光地もあり、かなり立地の良い場所にありますね。秩父にはイチローズモルトの秩父蒸留所、富士山にはキリン富士御殿場蒸留所があり白州蒸留所と点と線を結んで『日本蒸留所三角地帯』と私が名付けました。はい。なんすか?
 
 
白州ウイスキーのほかに天然水の『サントリー天然水 南アルプス』も製造してるみたいです。
見かけたことはありますけど、あんまり飲んだことないかもしれないですね。
商品種別が一切人工加工しない品質の高い「ナチュラルミネラルウォーター」なので、意識して飲んでみようかな。
白州ウイスキーの仕込み水は南アルプスの伏流水みたいですけど、この商品の水源は白州の地のほかに鳥取、静岡、熊本の4か所から取水してるみたいです。なので南アルプスの文言は取り止めたみたいですね。
 
 
 
■ 白州12年
 
さて、白州蒸留所メインブランドとなる「 白州12年 」は1994年に販売され(当時価格750ml / 6900円)、2018年6月に一時休売してたみたいです。まあご存知の通り、折しもの原酒不足によりですよね。
そして中長期的な供給の目処がたったらしく、2021年3月30日より数量限定で再販売されました。
まあその頃はウイスキーなんて1000円でも高いと思ってた頃ですので白州は縁無きウイスキーでした爆
 
白州12年の原酒構成はホワイトオークのリフィル樽みたいですね。
詰め替えを繰り返すことによりより複雑な味わいの原酒が生まれるのだと思います。
 
 
 
■ テイスティングノート
 
香りはアメリカンオーク樽を使った感が分かりやすい樽香が立ち上がります。
バニラの甘みによくあるフローラルな熟成されたウイスキーの香り立ちです。
味わいはスモークが口中を駆け巡り、バニラシロップの甘みは熟成感あるコクを纏っています。
大げさではなくバニラアイスのような甘みです。
余韻は甘みのあとにスパイシーさと樽香の芳ばしさで他のウイスキーの追随を許しません。
たかだか12年ほどのウイスキー。
されど「白州12年」を口に含むと、質の高い熟成樽原酒と質の高いブレンダーのブレンド技術を見せつけるかのようで、高い満足感を味わわせてくれるのは確かです。
 
 
さてさて。
 
これは参ったぞ。
 
どうやったら手に入るんだこれは笑