※画像は公式ホームページから
 
AMAHAGAN
WORLD MALT
EDITION NO.3
MIZUNARA WOOD FINISH
 
Non Chill-filtered
Non Coloured
 
産地:日本 滋賀県
原料:モルト(日本産、外国産)
容量:50ml
アルコール:47%
希望小売価格:700ml / 税込7590円
 
 
総評:3.5
 
 
色:金色
トップノート:3
アタック:3
香り:お香、バニラ、干し草
味わい:ジンジャー、シナモン、シロップ
アルコール感:3
ピート感:4
 
 
 
■ アマハガンの製造地について
 
 
アマハガンは滋賀県長浜市にある長濱蒸留所がリリースするウイスキーです。
滋賀県長浜市にはあの「姉川の戦い」の舞台となった姉川古戦場があります。
織田徳川連合軍と浅井朝倉連合軍の元同胞対決の場で有名ですよね。
まさに“ロマン”はここにありなんですねえ。
 
長浜市は県庁所在地の大津市と琵琶湖を挟んだ対岸にあり、京都大阪に面していないため都市としてはかなり発展が出遅れてるみたいです。
しかし発展してないとは裏を返せば自然が残されていると解釈されているみたいですね。
ですが日本に住んでいるなら分かると思いますが、中途半端の地方の街というのはそんなに利点だらけではないですよね。
首都圏へのアクセスの不便さや住民の発展への懐疑的思考など、商工会が発展に足かせなのも地方あるあるですね。
長浜市はどういう性格の都市なのかは全く分かりませんがね!!ドヤァ
 
都市情報なんてどうでもいいんですよ!!
 
琵琶湖って握りやすそう!(語彙力)
 
 
■ アマハガン エディションNo.3について
 
アマハガンブレンデッドモルト第1段リリースのエディションNO.1から赤ワインカスクフィニッシュ・エディションNO.2、そしてこのエディションNO.3はオリエンタル香でお馴染みのミズナラ樽で後熟仕上げがされています。
エディションNO.3のベースはプレーン素材のエディションNO.1であり、これはエディションNO.2も同じですね。
 
 
 
■ テイスティングノート
 
香りはスパイスを伴うお香やバニラの甘み、奥に乾いた干し草香がドライに漂う。
味わいはジンジャースパイスがファーストテイストですが、飲み口のほとんどをスパイシーで支配してフィニッシュします。
甘みはシュガーシロップ系です。
公式テイスティングノートでは「オレンジや赤りんごの香味、ミズナラ由来の香木、キャラメルウッド香。味わいはオレンジ焼き菓子、黒糖、後味ビターチョコ」とありました。
 
どこがやねん!!
 
と浜ちゃんばりのツッコミをかましつつ、強く感じたスパイシーさは後熟のミズナラ樽由来なのは確かですね。
後熟による味わいの高まりはNo.2に続きここでも感じられました。
ですがここまでスパイシーに仕上がるのはブレンドしたモルト原酒の素性も気になりました。
ミズナラ熟成でお馴染みのサントリー山崎だと深いコクまで現れますのでね。
本商品にそのコクがあるかと言われるとまだ若さある「ドライさ」があると思います。
そう、他のウイスキーを比較してくると、シーバスリーガル12年ミズナラは4980円、サントリー山崎は4600円。
ん~、同価格帯ならボトルで買っても良いかもしれないですけど、7590円はちょっと高めかなと感じました。