※画像はサントリー公式HPから
 
LAPHROAIG
SELECT
ISLAY SINGLE MALT
SCOTCH WHISKY
 
産地:スコットランド アイラ島
原料:モルト
容量:30ml
アルコール:40%
希望小売価格:700ml / 4000円
 
 
総評:4
 
 
色:金色
トップノート:3
アタック:2
香り:磯出汁、磯の香り、燻製卵、奥にモルトの甘み
味わい:滑らかな舌触り、バニラ、スパイス、スモーク、鰹節、古樽の渋み
アルコール感:2
ピート感:5
 
 
 
■ ラフロイグについて
 
「好きになるか、嫌いになるかのどちらか。」
でお馴染みのアイラウイスキーの雄、ラフロイグ。
 
「ラフロイグ」はゲール語で“広い入り江の美しい窪地”の意味合いがあります。
ラフロイグはその品質の高さから1994年にシングルモルトウイスキーとしては初のロイヤルワラントを賜れたメーカーです。
ロイヤルワラントは英国王室御用達という意味で、英国王室のお墨付きということですね。
 
*画像はサントリーHPから
 
 
■ プリンス・オブ・ウェールズ
 
プリンスオブウェールズの紋章がラフロイグの全てのボトルに記章されています。
この紋章は次期国王の継承者の証であり、現在の継承者はチャールズ皇太子になります。殿下の敬称で呼ばれますね。
ドイツ語で「ICH DIEN」“私は仕える”の文字が刻まれ、3本のダチョウの羽は平和の意味があるみたいです。
 
 
 
■ ラフロイグ セレクトについて
 
ラフロイグセレクトは10年よりより飲みやすさを重視した原酒構成にしたものです。
なので発売時は「セレクトカスク」というボトル名でした。
原酒構成はペドロヒメネスシェリー樽とヨーロピアンオークオロロソシェリー樽、ファーストフィルバーボン樽原酒をヴァッティングし、アメリカンオークの新樽で後熟しているみたいです。
なんともこだわり感満載の一品ですね。
 
 
 
■ テイスティングノート
 
香りはグラスからスモーク香が溢れてきます。
海産物で出汁を取ったようなグルタミン酸ようの甘み、立ち消えが無いしぶといスモーク香は驚きです。
味わいは口当たりシルキーで若干のオイリー質、ピーティーかつコショウのスパイシー、芳醇なバニラの甘味と鰹節などの燻製食品のスモーキーな余韻が長く続きます。
 
香りや味わいが干物や強い鰹節の出汁とコクで、和食やチーズに合うバランスの取れたウイスキーに仕上がっています。
ラフロイグではエントリーモデルですが、10年モノより味わいとコスパの面で満足感は強い一品だと思いました。
地元の酒屋さんで2980円で売っているのでフルボトルを買ってみようかなと思います。