江井ヶ嶋 EIGASHIMA
BLENDED WHISKY
SHERRY CASK FINISH
 
産地:日本
原料:モルト、グレーン(各英国産)
容量:100ml
アルコール:50%
希望小売価格:500ml / 3,300円
 
 
総評:1.8
 
 
色:琥珀色
トップノート:3.5
アタック:3
香り:フルーティー、モルティ、パン
味わい:粉っぽい、食パン、アーモンド、レーズン、シトラスガム
アルコール感:3
ピート感:1
 
 
 
■ 江井ヶ嶋酒造について
 
江井ヶ嶋酒造はウイスキー製造免許を取得して2020年で101年が経過したとアナウンスされています。
1919年てことになりますが、サントリーより古いってことになるんでしょうね。
ホワイトオークウイスキーはこの時に販売したみたいですね。
 

 
 
 
■ テイスティングノート
 
香りはシェリーカスクだけあってフルーティー。
同時に食パンの香りで大麦麦芽が分かりやすく立ち上ります。
モルトの比率が高めってことなんでしょうかね。
味わいは口当たり粉っぽさがあり、レーズン、パンの耳やアーモンドの後味、
シェリー樽由来の特徴あるエグミさがモルト香とともに鼻に抜けます。
 
 
 
■ おわりに
 
アルコールが50%と高めですが、むせ返るほどではありません。
熟成感と程よくマッチしてるのかなと思いました。
結構特徴ある味わいなので、英国産原酒の出所が気になるところですが、
この特徴あるクセとはフィニッシュに用いたシェリー樽由来なのかもしれませんね。
700mlボトル換算だと税抜き4200円ですので、決して安くはないですね。
ブレンドとしては及第点はあげられる出来ですが、私の好みではないエグミが味わいを落としたかなと思います。
シェリー樽熟成は仕上がりの原酒を厳選しないと嫌なエグミとか出てしまうんですよね。ちょっとここまでひどいエグミは製品としてはじめてかもしれません。
 
シェリーカスクシリーズとしては、これの他に同じ英国産のシングルモルトもリリースされていますが、そちらはなんと500mlで税抜10,000円します。
シェリー樽熟成のシングルモルトなので、味わいはこちらとは全くの別物だと思われます。濃そうですよね指差し