LAPHROAIG
AGED 10 YEARS
ISLAY SINGLE MALT
SCOTCH WHISKY
 
産地:スコットランド アイラ島
原料:モルト
容量:700ml
アルコール:40%
樽構成:1st.フィルバーボン樽
正規希望小売価格:750ml / 5600円 / Alc43%
 
 
総評:3.5
 
 
色:金色
トップノート:4
アタック:4
香り:強アルコール臭、病院臭、ヨード臭、奥にバニラ香
味わい:鼻に抜けるスモーク、喉に残る甘味とピート香の余韻、シルキーな酒質、モルティ、熟成樽の渋み、芳醇なヨード
アルコール感:3
ピート感:5
※数値は程度の強さを表現しています。
 
 
 
■ アイラウイスキーについて
 
スコットランドの西に位置するアイラ島には9つの蒸留所と1つの製麦所があるみたいです。
  • ラフロイグ
  • ラガヴーリン
  • アードベッグ
  • カリラ
  • ボウモア
  • ブナハーブン
  • キルホーマン
  • ブルイックラディ
  • アードナホー(2018年竣工)
  • ポートエレン・モルトスター製麦所
このすべての蒸留所でスモーキーウイスキーがリリースされています。
 
 
 
■ ラフロイグ蒸留所について
 
アイラ島ではカリラに次いで2番目の生産量で、年間330万リットルを生産しているみたいです。
しかし販売量はアイラ島で1番で、年間660万リットルも生産するカリラは8割がジョニーウォーカーのキーモルトに使われるみたいですね。
ラフロイグで使用される大麦はオックスブリッジ種で、フロアモルティングによる自社製麦の麦芽(50ppm)15%とモルトスター製の麦芽(40ppm)85%を使用しています。
 
ラフロイグはゲール語で「広い入り江の美しい窪地」の意味です。ながっ。
言語として上記の場所を見かけたら「Oh~、LAPHROAIG~」って言うのが正しいのでしょうかね。
 
 
■ テイスティングノート
 
香りはアルコールが強めに立ち、病院臭と磯の香りがドライに漂い、これらを数分飛ばすと芳ばしいバニラ香と樽香が続きます。
味わいは滑らかな口当たりに蜂蜜の甘みと同時にスモークが鼻に抜けますが、この一口目のテイストは早めに飛んでしまうので15ミリ程度で少量づつ酌するのがいいかもしれません。
余韻は樽の渋みが強く主張し、ドライでクリアな味わい。
口中ピーティーにフィニッシュ。
 
 
■ おわりに
 
ラフロイグ蒸留所はビームサントリーが所有し、サントリースピリッツが正規販売しています。
今回買ったラフロイグ10年はヤフオクで3000円くらいで購入しました。
オークションで初めて買ったボトルですね。
買ってみて分かったのは、正規品はアルコールが43%なのに対して、本商品はアルコールが40%なんですよね。
しかも容量も700mlです。これは英国規格の容量だったかな。750mlは米国規格だったと思います。
ウイスキーの知識もなく全くの初心者が初めてのラフロイグで気付いたことでした。
そうなれば今度は正規品の43%を味わってみたいですね。