*画像は公式ホームページから
 
Canadian Club
BLACK
BLENDED CANADIAN WHISKY
 
産地:カナダ
原料:グレーン、モルト
容量:30ml
アルコール:40%
希望小売価格:700ml / 4000円
 
 
総評:2.5
 
 
色:赤い琥珀色
トップノート:3
アタック:3.5
香り:ウッディ、トフィー、ビスケット
味わい:ブラウンシュガー、オイリー、バーボン、酸味あるピート、奥にパイナップル酸味、スパイシー、余韻はアルコール感が温かい
アルコール感:3
ピート感:2.5
 
 
 
■ カナディアンクラブについて
 
カナディアンクラブは1858年創業のカナダ発祥のウイスキーメーカーです。
オンタリオ州ウィンザーにあるハイラム・ウォーカー蒸留所で製造されています。
位置としてはアメリカのミシガン州デトロイトの目と鼻の先にあります。
というより隣です。ご近所です。
もともとデトロイトの商人として成功していたハイラム・ウォーカーはウイスキー酒造に取り組みますが、時は禁酒が叫ばれる時代にあってアメリカでの製造を避け、お隣カナダで酒造を始めた経緯みたいですね。
ライ麦を主原料としバーボンとは一線を画したすっきりした飲み口がカナダウイスキーの確たる地位を築いた感じでしょうかね。
商才とはまさにハイラムウォーカーみたいな、一時代を作り上げる人物に兼ね備えられた能力的なものを、歴史を紐解くと感じることが出来ますよね。
 
 
■ ブラックラベルについて
 
公式ホームページによると「日本人の味覚に合わせ水割りやソーダ割りに適したプレミアムウイスキー」とあります。
日本限定ということなのでしょうかね?
熟成にはオーク樽で8年以上となってます。なるほど、エントリーの「C,C」のスムースさとは違いウッディさが全面に主張しバーボン感の味わいが強めに感じられました。
それにしても700mlボトルで4000円とはかなりお高めのウイスキーではあります。
いやしかしながら、熟成期間が12年モノはフルボトルで2000円なんです。
この長期熟成が高級というウイスキーの習わしの真逆である理由を今度味わって確かめたいなと思います。