本日のBGM:母賛歌 by Metis

広島で生まれ広島で育ったおいらにとっては
8月6日がどう言った日なのかということは
小さいころから、家庭で、学校で、マスコミで
当たり前のように聞かされ、教えられてきました

そう、今日8月6日は広島に世界で初めて原子力爆弾が落とされた日です
そして、その日からちょうど70年が経ったのです

呉に帰って来てから連日、こちらのテレビ放送局はどこも
原爆の日に関する特番や特集が放送されているのを目にします

ところが、その中で、とても驚いた放送を目にしました
広島以外の地域で、「8月6日は何の日かご存知ですか?」と
インタビュアーが通行人に問いかけていたのですが
「知りません」とか「終戦記念日」などと答えていたのです

10代とか20代などの若者だけならまだ仕方ないにしても
30代の家族や40代前半の夫婦なども知らなかったようです

小学校からずっと毎年、平和学習として学んできたおいらたち広島県人は
日本国民は誰でも知ってて当然と思っていたほどですが
日本にも知らない人たちがたくさんいることに
同じく広島で生まれ育った妻と二人驚いたのでした

広島と東北

方や戦争という人為的被災と、方や地震・津波という自然災害と
一見全く違う形による「被災地」ではありますが
「その日」を境に、今までの「当たり前の生活」を
一瞬にして失われた人達が大勢いらっしゃって
今もその被害で苦しむ人達が沢山いらっしゃって
「当たり前の生活」を取り戻すべく
復興に向けて日々取り組まれている方々がまだ沢山いらっしゃって。。。

色んな点で何か共通する思いを、今日広島で過ごしてあらためて感じました

そして、原爆投下があったこと、大地震と津波が襲ってきたこと
どちらも多くの人に「伝えていくこと」が大切なんだとも感じました

マツダスタジアムでは今日、カープの選手・監督・コーチ全員が
背番号「86」その上に「HIROSHIMA」、胸に「PEACE」の文字など
特別なユニフォームで試合をしていました
「原爆の日」に対する哀悼の想いを球団全員で捧げるという素晴らしい企画です

数年前までは市の条例で「市民球場」が使えないということから
何十年も8月6日はカープの試合は広島でできなかったということでした
しかし条例改正により、この特別な日にプロ野球が開催できるようになったそうです

多くの亡くなられた被爆者の方、今も苦しむ被爆者の方に対し
それまでは、静かに「鎮魂」することで、平和を祈っていたスタイルから
プロ野球を開催し、多くのファンと共に野球を「楽しむ」ことにより
「当たり前の暮らし」ができることに感謝しつつ
「平和」を実感し、また「平和」を祈り、発信するという新しい考え方に
おいらも賛同します

カープのように、多大な影響力を持ち、多くの方に発信することはできませんが
おいらもこれから、広島の事、東北の事、その両方について
小さくても何らかの形で「伝えて」いく事ができればなと思っています

。。。それにしても、こんな「特別な日」の試合でも
惨敗してしまうカープって。。。